桜の葉っぱが散り始めました
塾の玄関先の庭に植えてある陽光桜の葉っぱが、毎日少しずつ落ちるようになってきました。日中の陽射しはまだまだ夏のそれで、かなりきついですが、吹き渡っていく風は幾分秋めいてきました。
その風に揺すられて黄色く色づき始めた葉っぱが、ひらりひらりと舞い落ちます。気がついた時に、腰を折り曲げながら拾い集めます。この作業はしばらく続きますが、それが終わり秋が深まる頃には、受験生たちに冷たい北風が吹きつけ始め、試練の時到来を告げるのです。
公立高校の後期試験合格発表の3月中旬の時期に、ピッタリと合わせたかのように咲き誇る陽光桜。夏の陽射しをたっぷりと浴びて光合成をし、栄養を十分に蓄えた上で葉を落とし、早くも来年の開花や芽吹きの準備を始めているのですね。
我が塾の塾生たちも、もう受験の準備に入らねばなりません。今日の授業では、くろしお進学会のテスト結果を配布しながら、入学試験に立ち向かうための心構えを話しました。モチベーションを高めるためには訓話も欠かせません。
「やる気にさせる」「本気にさせる」ことができれば、受験生たちはぐんぐんと伸びて行きますから、そのためのトークも大切な私の仕事だと思って、貴重な授業の時間を割いてでも、「やる気の出る話」をするようにしているのです。
私の話を聞いているみんなの眼差しは真剣です。「その時」はね(笑)。でもそのやる気になった気持ちを持続させるのが、これがまた難しいんですよね。繰り返し、根気強く、その気になるように導いていく手腕が、塾の指導者には必要不可欠です。
優しく、厳しく、あの手この手を駆使して、一人ひとりを本気にさせ、クラス全体として受験に燃えて立ち向かう雰囲気を作り上げなければなりません。みんなが、それぞれの可能性を最大限に追求する意気込みで、日々の学習に寸暇を惜しんで打ち込むように・・・!
by kururin
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