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2007年11月

2007年11月30日 (金)

丸一日で復活

 ソフトボール大会の2日後の今日、嬉しいことに、筋肉痛はケロリと治っていました。

 若い20歳代から30歳代前半の頃はそうでしたが、近年では、ソフトボール大会や徒歩旅行で普段使わない筋肉を酷使した場合、翌日ではなく翌々日から痛みが出始めて、それが治まり癒されてもとの状態に戻るまで、4~5日を要するようになっていたのです。

 それが特に筋肉や関節のメンテナンスをすることもなく、丸一日で復活してくれたことがとても嬉しいのです。やはり日頃の鍛え方によって、こうも違いが顕著に現れるものなんですね。

 中3の授業ではやはり一緒に汗を流し、共通の体験をした者たちが親しげに話しかけてきて、そしてソフトボール大会でのお話を授業中にしてくれるように私にねだりました。

 1・2時間目の英語・数学は緊張感のある授業を展開し、やや疲れた3時間目の後半に25分間ぐらいを使って、昨日の「ハッスルし過ぎでガタガタ」で書いた内容を中心に、身振り手振りも加えながら、話を面白くするために誇張も交えてお話をしました。

 クラスみんなが爆笑してくれますので、私も興が乗ってきて、ついつい作文の時間までしゃべってしまいました(笑)。

by kururin

2007年11月13日 (火)

ハッスルし過ぎでガタガタ・後編

 大西学習塾さんは女子塾生が5名、野球やソフトボール未経験者らしき男子塾生が4名のチーム編成で、どの試合もかなり苦戦している様子が痛々しく私の目には映ります。でも、ふてくされたり、悪びれたり、試合を投げたりする姿は微塵もなく、みんなで声を出し合って、懸命のプレーを続けているけなげな姿に、感動を覚えました。

 しかし、一つのアウトでさえなかなか奪うことができずに苦しんでいます。42-3などどいうスコアを聞くとやっぱり気の毒で可哀そうです。ですから、私たちとの対戦では、勝敗はこの際度外視して、親睦や楽しみに徹した試合にするために、混合編成にしようと大西先生や塾生の諸君に提案し、了承してもらいました。

 両チームの力の似通った者同士が、じゃんけんをして、勝った者のチームと負けた者のチームに分かれました。大西さんの塾生が5名のほうが「大西学習塾チーム」、私のところの塾生が5名の方が「慶太塾チーム」となって試合結果を報告するように取り決めました。

 熱戦の末、10-9で「大西学習塾」の勝利になり、その一敗が響いて、今回の優勝は逃しましたが、我が塾の生徒たちはみんながみんな底抜けに明るく晴れやかな表情で、文句いう生徒は皆無だったことがとっても嬉しい私です。

 最終試合の佑啓塾さんとの一戦は、3-8と劣勢だった試合を、最終回(5回)の裏、連打連打の怒涛の攻撃で、見事ひっくり返して9-8でサヨナラ勝ち!この上無い最高の盛り上がりで試合を終えることができました。満塁のチャンスに2塁打を打った久礼中の野球部キャプテンT田君の一打が光りました。

 T君は凡打した時も全力疾走、走って帰って来る際に、さりげなくバットを片付けたり、ボールを所定の位置に戻したり、見ていてその謙虚で真面目な心がけに感心させられます。T君のみならず、みんな試合前の準備、線引き、試合後のグラウンド整備を自ら進んで熱心に行ってくれたことに感謝したいですし、性格の良さを確認でき、ますます一人ひとりのことが大好きになりました。

 優勝は佑啓塾さんでした。おめでとうございます。宿願の優勝を遂げられて、Y飛先生は本当に嬉しそうに、また誇らしげに優勝トロフィーを抱えておられました(笑)。

 私たちはまたしても優勝は逃しましたが、得るものの多かった実に有意義なソフトボール大会でした。感激のサヨナラヒットをかっ飛ばして、一番美味しいところをかっさらって行ってくれたサッカー部のS岡君の満面の笑顔や、ナイスバッティングを讃える仲間のみんなの歓声が、私の心に熱く刻みこまれました。

 最高の想い出をプレゼントしてくれて、みんな本当にありがとう!来年もまた行えることを願っています。


 それにしても、11月も10日となるというのに暑いこと暑いこと。私は短パン半袖ですし、応援してくれている保護者の方々、試合のない塾の生徒さんたちはみんな日陰を探して、強い直射日光や暑さをしのいでいましたよ。

 これも地球温暖化の影響なのでしょうか?

by kururin

2007年11月12日 (月)

ハッスルし過ぎでガタガタ・前編

 日曜日の朝、目覚めとともに「アイタタタタ・・・」と叫んでしまいました。昨日の「後遺症」で体のあちこちが筋肉痛なのです。そう、くろしお進学会のソフトボール大会でのハッスルし過ぎで肩も腕も足もガタガタなのです。

 娘たちの運動会に向けてのトレーニングやランニングに10ケ月間付き合ったおかげで、確かに足腰は鍛えられ、若い頃の半分ほどの基礎体力や筋力が甦っていました。体は軽く、キレもよく、スポーツを楽しめるだけの足腰の強さを取り戻せているのを実感し、嬉しくてハッスルし過ぎてしまったようです。

 佐川の桜美学院さん、高岡の佑啓塾さん、高知の土佐ゼミナールさん、そして同じく高知の大西学習塾さんが参加して下さり、7年ぶりに須崎の浦ノ内・坂内のグラウンドで試合を開催しました。突き抜けるような真っ青な秋空の元、親善試合をリーグ戦で行いました。

 5チーム参加ですから、1チームにつき4試合あります。私は、体力に自信が戻っていましたから、第1試合はピッチャー、第2・3試合はキャッチャーとしてフル出場しました。打者としても9番バッターとして、真剣に打ち、全力疾走しました。

 投げる、打つ、走る、こんな当たり前のことが年々しづらくなってきていましたが、今年は復活元年となりました。トレーニングの賜物です。しかし張り切りすぎたために、第3試合の途中から疲労の色が濃くなり、利き腕の左手の筋肉がツリ始めてしまいました。

 ですから、最後の試合はファーストに転向、一番楽なポジションで無事全試合、フル出場の快挙を(→大げさですね~・笑)果たしたのです。途中、一試合は審判もこなしましたから、かなり体力は使ったと思います。

 我が塾からは8名が参加してくれました。今年は野球部が少なく、サッカーや卓球部が多かったために参加を嫌がる塾生が多かったのが残念です。声援の女子生徒の参加も本心はほしかったのですが、月曜日に中学校の「実力テスト」だそうで、「勉強したい」というものですから、参加を強制できるはずもありません。

 実力テストをものともせずに(笑)、朝の9時から午後3時まで一緒にプレーをした塾生の諸君とは、より一層気心が知れて、心と心の結びつきが強くなったように思えます。普段、教室内だけでは伺い知ることのできない色んな面、優しさや思いやりや気遣い、運動神経の素晴らしさ、ベースボールの才能などを垣間見られて、実に有意義な一日となりました。

 ここで育んだ絆をこれからの受験勉強にも生かして行こうと思います。塾生と先生のお互いの信頼関係が、こんなささやかなイベントを通じて確かなものになっていくことが、とても嬉しいです。参加してくれた塾生の諸君にしても、教室での私とまた違った「バリバリ体育会系の面」を持った私の顔も見ることができて、きっと驚き、見直してくれたことでしょう(笑)。

to be continued

by kururin

2007年11月10日 (土)

「学ぶ」ことを学ぼう

 突然おじゃまします。これから時々、私の考えを述べさせて下さい。これは、私が今一番痛感しているところで、こうありたいものだという願い、祈りのようなものです。 (これは「桜美通信」に掲載したものです。)

 
従来の授業は教師が主導権を握り、上から一方的に教え込むスタイルが主導でしたが、この21世紀を生き抜く力をつけるという点では、やはり限界があるように思います。
それは、本当の意味での「学ぶ」姿勢、精神が育ちにくいように思われるからです。一方通行ではどうしても、勉強としての色合いが強く、好奇心とか探究心とかは育ちにくい側面があります。もちろん、ある一つの課題を効率よく吸収するのには有効だと思われますが・・・。
 しかし、本当に大切なのは、学ぼうという心とそれを実現するためのスキルを身につけることです。

 そのためには、自分であるいはグループで課題をみつけ、調べ、そして自分なりの解決策を見い出していくというような訓練がどうしても必要になってきます。
 単に知識を吸収するという点では、効率の面で従来型の授業に劣るでしょうが、もっとも大切な「学ぶ」ことを学ぶためにはきわめて有効です。そしていったん学ぶスキルを身につけた子供は、自分の頭で考え、解決するという姿勢が身につきますので、生涯にわたって学習できるようになるでしょう。
 しかし、これはあくまで理想であって、それを実現するのは容易ではありません。本来、国が本腰をいれて取り組む課題です。しかし、それを待っているわけにもいきませんので
塾としても、いろいろと学習しながら模索していきます。思いついたことをただちに実行できる、そこが塾の一番いいところです。まず、次のことに力を入れていきます。  
1、読書の習慣を身につける。
 学ぶ力をつけるのに、読解力は不可欠です。多くのことは、読書から学びます。これなくして学ぶスキルを身につけることはできません。具体的な施策は考慮中です。
 
2、調べ学習の定着
 まず、本をノートにきちんとまとめることから始めます。その中で、何が重要なのか、自分なりに考える訓練もできますし、国語力も含め、きわめて大きな効果を期待できます。次にさまざまな資料を見ながら、考え、疑問を見つけていくことをします。そして将来は辞典、パソコンなどを使って解決していくことができればいいなと思っています。残念ながら、中学生の中には、単語の意味さえ未だに自分で調べようとしない人がいますが、きわめて憂えるべきことです。
 
3、「孤学」から「グループ学習」へ
 今までは、依頼心を取り除き自立心を育てるため、問題は一人で自分の頭だけで解くというスタイルを貫いてきましたが、まちがいを正すという段階においては、グループ学習をどんどん取り入れていきます。勉強ができるということは、人間の能力の一側面にすぎません。たまたま、そういう側面において恵まれた子が、できない子をおしえてやるということは、ともすれば独善のひとりよがりな心になりがちなのを矯正してくれますし、学力の面においても教える過程で得られるものは少なくありません。
 そして、何よりも助け合いの心が育っていくように思います。そしてこの共同の精神こそ尊いものです。学ぶことは決して競争ではなく助け合う中で育つものだということを実証したいし、子供達にも実感してほしいと思っています。
 まず、これらのことを、小学生からどんどん実行していきます。一人でも多く、本来の意味での「学ぶ」姿勢を身につけてくれることを心から願っています                                                                    (廣瀬)

2007年11月 5日 (月)

公立の雄・追手前、ここにあり

 くろしお進学会主催の「公立高入試説明会」に出席し、入試の情報や各高校の最近の教育方針、大学進学実績についての説明を聞いてきました。熱心な保護者の方たちや中学生のみなさんの真剣な眼差しが印象的でした。

 小津高→丸の内高→追手前高→高知西高の4校の教頭先生たちが詳しく丁寧に説明してくださり、そして自分の高校を売り込んでもくれました。

 私はやはり今年の塾生たちにも志望者が集中している、人気の「追手前高」の説明を一番耳をかっぽじって聞きました。ここ4~5年、確かな大学合格実績が上がり始めていることもあり、追手前の先生方の態度や口調は自信に満ち溢れていました。

 実際、平成19年度の現役生の国公立大学合格者数は132名(現浪合わせると147名)で、卒業者数283名に占める「現役での合格率(国公立)は47%」だということです。平成12年は314名卒業で現役合格は69名しかおらず、わずか22%だった頃と比較すると隔世の感があるほどです。

 ちなみに、H10~19のパーセンテージは、23→27→22→26→33→29→40→42→52→47。


 公立の雄・追手前、ここにあり、を強く感じました。体育祭や文化祭も盛んで、短時間集中型のクラブ活動でもいろんな部が県内ではかなりのレベルにあるそうですから、文武両道の公立進学校としての名声を確固なものにしているのが分かりました。

 自信を持って我が塾の卒塾生を送り込むことができる、そんな気持ちにさせてくれる有意義な説明会でした。

by kururin

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