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2007年11月10日 (土)

「学ぶ」ことを学ぼう

 突然おじゃまします。これから時々、私の考えを述べさせて下さい。これは、私が今一番痛感しているところで、こうありたいものだという願い、祈りのようなものです。 (これは「桜美通信」に掲載したものです。)

 
従来の授業は教師が主導権を握り、上から一方的に教え込むスタイルが主導でしたが、この21世紀を生き抜く力をつけるという点では、やはり限界があるように思います。
それは、本当の意味での「学ぶ」姿勢、精神が育ちにくいように思われるからです。一方通行ではどうしても、勉強としての色合いが強く、好奇心とか探究心とかは育ちにくい側面があります。もちろん、ある一つの課題を効率よく吸収するのには有効だと思われますが・・・。
 しかし、本当に大切なのは、学ぼうという心とそれを実現するためのスキルを身につけることです。

 そのためには、自分であるいはグループで課題をみつけ、調べ、そして自分なりの解決策を見い出していくというような訓練がどうしても必要になってきます。
 単に知識を吸収するという点では、効率の面で従来型の授業に劣るでしょうが、もっとも大切な「学ぶ」ことを学ぶためにはきわめて有効です。そしていったん学ぶスキルを身につけた子供は、自分の頭で考え、解決するという姿勢が身につきますので、生涯にわたって学習できるようになるでしょう。
 しかし、これはあくまで理想であって、それを実現するのは容易ではありません。本来、国が本腰をいれて取り組む課題です。しかし、それを待っているわけにもいきませんので
塾としても、いろいろと学習しながら模索していきます。思いついたことをただちに実行できる、そこが塾の一番いいところです。まず、次のことに力を入れていきます。  
1、読書の習慣を身につける。
 学ぶ力をつけるのに、読解力は不可欠です。多くのことは、読書から学びます。これなくして学ぶスキルを身につけることはできません。具体的な施策は考慮中です。
 
2、調べ学習の定着
 まず、本をノートにきちんとまとめることから始めます。その中で、何が重要なのか、自分なりに考える訓練もできますし、国語力も含め、きわめて大きな効果を期待できます。次にさまざまな資料を見ながら、考え、疑問を見つけていくことをします。そして将来は辞典、パソコンなどを使って解決していくことができればいいなと思っています。残念ながら、中学生の中には、単語の意味さえ未だに自分で調べようとしない人がいますが、きわめて憂えるべきことです。
 
3、「孤学」から「グループ学習」へ
 今までは、依頼心を取り除き自立心を育てるため、問題は一人で自分の頭だけで解くというスタイルを貫いてきましたが、まちがいを正すという段階においては、グループ学習をどんどん取り入れていきます。勉強ができるということは、人間の能力の一側面にすぎません。たまたま、そういう側面において恵まれた子が、できない子をおしえてやるということは、ともすれば独善のひとりよがりな心になりがちなのを矯正してくれますし、学力の面においても教える過程で得られるものは少なくありません。
 そして、何よりも助け合いの心が育っていくように思います。そしてこの共同の精神こそ尊いものです。学ぶことは決して競争ではなく助け合う中で育つものだということを実証したいし、子供達にも実感してほしいと思っています。
 まず、これらのことを、小学生からどんどん実行していきます。一人でも多く、本来の意味での「学ぶ」姿勢を身につけてくれることを心から願っています                                                                    (廣瀬)

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コメント

あいかわらず、子どもたちを伸ばすにはどうすれば・・・という考えの下の指導で頭が下がります。

佐川はさすが文化の町ですね。これからの日本を担う子どもたちにいい教育をされていくことでしょう。
期待しています。

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