まだまだ修行が足りません
11月に入って、入塾者がぼつぼつあり喜んでいます。
7月の雪崩的退塾・休塾現象以来、建て直しに全力を挙げている中2にも、久しぶりに新人が来てくれてほっとしています。笑顔の素敵なA中・ソフトテニス部の女の子Mさんです。
受験勉強の本格化している中3クラスにも、連続して仲間が増えました。在塾生の紹介で入塾してくれたK中のSさんは、早速タコ部屋にも入って集中的な学習を行っています。かつての塾生だったお兄ちゃんの強い勧めで入塾してきてくれたA中のEさんも、志望校合格に向けて本格的なスタートを遅ればせながらきってくれました。
11月まであるクラブも中にはあります。特に吹奏学部は高岡地区の音楽会は11月に開催されますし、文化祭や定期演奏会などで晩秋まで厳しい練習の毎日を送らなければならないようです。Eさんは、やっと引退となって、さあ今度は受験勉強だということで塾の門を叩いてくれたのです。頑張って学習指導を行なうつもりです。
バンバンバンと塾生が増えて、こりゃあいい調子だ、込み潮(=上げ潮)モードに入ったかと思いきや・・・。世の中甘くはありません、今日、中1生の退塾申し出のTELがありました。クラブ活動が本格化し、遅くまで練習があるため、塾との両立はどうしても無理だとの由。
致し方ありません。残念ですが・・・。
退塾の申し出を受けた瞬間、心に電撃が走り、一挙に心は「鬱(うつ)」モードに突入してしまいます。一人や二人の動向に揺り動かされることのない強靭な精神力を身につけたいのですが、25年目に入った今でさえ、くよくようじうじと考え込んでしまいます。泰然自若の境地にはほど遠いです。
ベテラン塾教師になれば、もっと心が穏やかで、何事にも動じないように成長しても不思議ではないのですが、進歩がないですねぇ~(涙)。去る者は追わず、来る者は拒まず、今まさに目の前でともに学んでいる塾生諸君に全力を傾注することしか、私にするべき道は無いとは頭では理解しているのですが・・・。
まだまだ修行が足りません。悟りを開き、一喜一憂する癖を無くし、いつ何時も「平常心」でいられる人間になりたいと願い、心を磨いていかねばなりません。人生の道は遠く、険しく、そして厳しいです。
by kururin
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