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2008年1月23日 (水)

新生・中2クラス

 昨年7月、中2クラスに雪崩(なだれ)的休塾・退塾現象が突如として巻き起こり、ショックのあまり急性「うつ」の精神状態に落ち込みました。

 中3・中1・小学生クラスではほとんど退塾や休塾する人はいません(中1の1名のみ休塾)から、いったいどうしたことだろう、何がいけなかったんだろうかと、深刻に悩み苦しみもがきました。

 去っていく塾生の側に問題点を見つけ出すという方向の考え方は、一切頭の中から排除して、「自分にできていなかった所はどんなところだろう。改善すべきところをこの状況からあぶり出し、今後の指導に生かしていこう」そう決意し、初心に戻り、謙虚に反省し、改善すべきところをすべて改善しました。

 一度にどっと塾生が減るなんていうのは、塾を始めて以来初めての出来事でしたから衝撃はことのほか大きく、数日間、いや数週間は深刻に悩みましたが、残ってくれた塾生のみんなとともに何とかこのクラスと立ち直らせるべく、新しきクラスの創出を目指して毎回の授業に全力投球して、頑張ってきました。

 そして、半年。新たな流れができてきて、前とは違って学ぶ意欲に満ちた新生中2クラスに生まれ変わりました。不思議なもので、流れが良い方向に変わると人の流れも変わります。満ち潮時を迎えたような感じで、続々と素晴らしい仲間に恵まれ始めたのです。

 冬季講習から引き続いて、はるばる窪川から通い始めてくれたYちゃん。久礼からも学び心旺盛なEちゃんも時を同じくして入塾してくれました。二人は偶然、昨年夏にオーストラリアの短期留学を高幡地区の中学生代表として一緒に行った仲間同士でしたし、塾生のCちゃんも参加していましたから、みんなすでに友だちだったこともとても嬉しかったです。

 7月から休塾していたサッカー部のK君も、半年振りに復帰してくれて、今度は見違えるような姿勢で勉学に取り組みようになりました。みんな最高学年を迎えるにあたっての心の準備、受験勉強の助走をし始めたって感じです。

 やっと本来の中2クラスに戻りました。26期生となるこのクラスをどのように盛り上げ、一人ひとりと向き合い、成績を上げ、人間性も磨いていくことができるか、実に楽しみです。

by kururin

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