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2008年2月

2008年2月29日 (金)

Septemday

 中1の英語は、一番気合を入れなければならない授業です。単語や熟語がすんなりと頭に入っていかない塾生がチラホラいるからです。

 私がでかい声を張り上げて発音して、続けてでかい声で読ませて、これを15分間繰り返して、それからノートに練習する時間を10分とってから、四つ切りの片面使用済みのコピー用紙の裏に確認テスト。

 それをすぐに採点して配布、再テスト。続いて、前回・前々回の暗記用プリントの復習。ほとんどの人は完璧に覚えてくれますが、英語に対しての拒絶反応がどうしても払拭できずにいる人がいますから、あれこれと工夫をしたり、興味を持たせやる気を促すように面白く楽しい教え方を研究したり・・・。

 おかげで忍耐力が強化されていきます(笑)。今日の復習テストは、曜日・月(暦)・序数でした。あれほど繰り返し、何度も何度も読んで書いて、しっかり覚えてもらったつもりでしたが、T君が書いてくれた答えは、私をガッカリさせました。月の解答です。途中まではよくできていたのですが、最後の4つが、どうにもこうにも・・・。

「・・・ Septemday, Octoday, Novemday, Decemday 」

 どうしたらいいのでしょうか?

 そして序数のプリント暗記のための読みの際には、冗談なのか本気なのか、野球部のS君は大きな声で、

「first(ファースト), second(セカンド), third(サード), home(ホーム) ,short(ショート)・・・」

 う~ん、なかなか手強いです(笑)。

 by kururin

2008年2月21日 (木)

軒並み高倍率

 公立高校後期選抜試験の志願先変更期間が、昨日から明日までの3日間となっています。我が塾生の諸君が目指している高校は、軒並み高倍率で、高知新聞に掲載されている出願者数の状況を見ているだけで、胸がドキドキとしてきます。

 追手前・自然科学1名 人文語学1名
 高知商・総合ビジネス1名

 高知東・看護科1名
 丸ノ内高・普通科3名

 小津高・普通科区外2名
 高知西高・普通科区外2名

 どれもこれもうちの塾生の諸君にとっては難関です。追手前・自然科学1名は優秀ですから確実に合格できそうですが、後の高校はまったく予断を許しません。丸ノ内、小津、高知西は塾生同士の争いの様相を呈しています。

 大幅な定員割れの地元の、

 須崎高4名
 須崎工業・機械科1名 ユニバ1名

はなんとか入れてもらえそうに思うのですが、いやいや「定員内不合格」の可能性をはらんだ塾生が何人もチャレンジ受験しますから、厳しい結果を予想しています。

 受験の壁に跳ね返され、共に涙を流し、「再募集」の期間までの辛い時間を一緒に過ごすのは本当に切ないですが、今年も何かしらそのようなことになりそうな予感がして、今からもう胃が痛くなってきています。

 最終回の模擬テストの判定でA・B・C・DのうちC以下なら「志望校変更」と言い渡していたのですが、あくまでも第1志望校にこだわって、「どうしても受験したい」と強く希望する塾生が何名かいます。

 ですから、その意を汲んで、「ともに最後まで粘り抜こう、やれるだけのことをやりぬこう」と保護者も交えた面談で決意を確かめ合って、後期選抜に一発逆転合格をかけて、大勝負に臨むことを最終決定したのです。

 迫り来る入試を怖れず、ひるまず、けっしてあきらめずに、試験が終わるまでベストを尽くすのみです。気魄の横溢した、前向きの学習の姿勢で、「今日は試験の前日だ」という緊迫した気持ちで一日一日を頑張るように、モチベーションを高める訓話を折りに触れて行います。

 「もっとやっちょけばよかった」と後悔などしないように、「やれるだけのことはやり尽くした」と胸を張って言えるように頑張ろうではないかと、気合も入れています。でも気合だけで合格をつかみ取れるほど受験の世界は甘くありませんからね・・・。

 本人の頑張って挑戦しようと言う意志を尊重して、実力より少し偏差値の高い高校を目指して頑張る人たちを、全力でサポートし、アシストし、合格へと導くのが私の仕事だと強く認識しているのですが、燃える思いと不安とが交錯するのを止めることができないでいるのが正直なところです。

 by kururin

2008年2月15日 (金)

学区制について

学区制は本当に不平等で理屈に合わないシステムだと思います。教育の機会均等を無視しており、理想とは程遠いシステムです。もし、地方の生徒は地方の学校へ行けというのなら、それはどこの学校へ行っても同じような教育成果が期待できることが保障されていなければなりません。それが保障されるのであれば完全な学区制をしけばいいと思います。それこそ、生まれた環境や地域によって教育に差別が生じることは国家が何としても阻止するという高邁な理想といえるでしょう。教育はそれほどに大切でその人の生涯に大きく影響します。それだからこそ平等性がきちんと守られなければいけないと思います。現に、北欧の国などはこのことが厳格に実施されています。そして、テストも平等性を確保するためにのみ行われています。つまり、他と比べるためのテストではなく、地域によって、学校によって平等性が確保されているかどうか調べるためのテストです。だから、共通テストを行いましても、当然のことながら、学校名などは公表されません。それでいて、いやそれだからこそ学力は世界のトップレベルです。平等性を国家が厳密に追求し保障した結果なのです。日本ももう少し原点から教育を見直す時期に来ていると思います。そして確固とした教育哲学が必要なのではないでしょうか。しかしそうなると、塾は要らなくなってしまいますけどね。とにかく学区制はおかしいと思いますね。        廣瀬  

2008年2月10日 (日)

小津高・高知西高の学区外

 高知県教育委員会様に、もの申す。その一です。

 仁淀川・物部川をはさんで高知市の西と東に住んでいるだけで、学区外と位置づけられて、どうしてこれほど入試の厳しさを受験生たちがあじあわされなければならないのでしょうか。言わずもがな、学区制度です。

 高速道路も伸びてきて交通事情も格段に良くなってきたこの時代に、学校の近くに住む高知市周辺(高知市・南国市・いの町・日高町など)の生徒ばかりを優遇しなければならない理由が分かりません。教育の機会均等の精神にも反しているのではないでしょうか。

 県立高校2番手・3番手の小津高校、高知西高校は、高知市内及びその近隣市町村の受験生たちだけでなく、地方の受験生たちにとっても憧れの人気校となっています。その両校の学区外の定員枠は定員の一割。小津は28(区内252)人、高知西は24(区内216)人です。

 高知市近辺の中学生たちを守るための定員枠なのでしょうか。土佐市以西、香南市以東の中学生たちへの小津高・西高への進学のチャンスをせばめ、狭き門となる制度を旧態依然のまま残し続ける根拠を、論理的に筋道立てて、蚊帳の外に置かれている受験生や保護者のみなさんが納得のいくようにきっちりと示してもらいたいですね。

 トップ校の追手前高はとうに学区制度を排して、全県一律ですべての中学生に平等に公平に入学のチャンスを与えていますが、これに「右にならえ」がどうしてできなのでしょうか。

 この二校を区外から目指すためには、高校入試模擬テストの偏差値で言うと、小津高で2ポイント、西高では4ポイントも区内より上でないといけません。そして区外の定員枠が極端に少ないために、その年年によって受験者のレベルの層が大きく変化し、予想を立てたり、合格ラインを読んだりするのが非常に難しくなるのです。

 実際、追手前高でも確実に合格できるだけの力を養成しておかなければ、後期選抜試験は思い切って受験することはできないのです。

 必然的に、ボーダーライン上の受験生たちは不安にかられて、行きもしない私立高校を「すべりどめ」のために受験することになり、県内の疲弊した経済状況の中、無駄で、あほらしくて、とてつもなくもったいない、私立校を喜ばせるだけの、どぶに捨てるような「入学金を保険のため」に支払わなくてはならなくなるのです。苦しい家計から捻出しなければならない、15万円の入学金。涙が出てきてしまいますよね。

 後期でもそれほど難しいのに、あまつさえ区外枠の半数の定員に志望者全員が殺到する前期選抜の難しさといったらありません。

 私の塾の生徒で、自信を持って受けさせたA君の5教科の合計点は、3年の2学期・中間467点、2学期・期末462点と平均は90点を超えていましたし、5教科以外もすべて真面目に学習する素直で謙虚な生徒ですから、中1~中3を通じての全教科の平均点もかなり高かった(通知票での評価の平均は9前後)のですが、前期は不合格でした。

 前期選抜では英語・数学・国語の主要3教科の学科試験が行われ、基礎的問題ばかりのところ、150点満点中116点でしたから、もう少し欲しかったのは正直なところですが、それでも区内ならきっと・・・という思いは消し去ることができません。A君が合格枠に入れないのですから、前期区外枠の合格ラインはかなり高く、厳しい入試でした。

 実際はどうなのかはわかりませんが、心の中に大きなしこりが残り、不公平感が募り、釈然としない思いに包まれるのです。

 後期選抜試験では、よもや選から漏れることはないだろうと思いますが、一発勝負のペーパーテストですから、体調の良し悪しも含めて、何が起こるか分かりません。内申点は十分ですし、模擬テストでもA判定ばかりですが、それでも一抹の不安を拭い去ることができないのは、やっぱりこれはもう区内・区外を設けている制度上の差別、矛盾、不備からきているように思えてなりません。

 いっそのこと、追手前高に志望校変更してくれた方が合格は確実です。そうしてくれると、私は気が軽くなるのですが・・・(笑)。だって、追手前高は学区制度はありませんから、人文80人、自然60人と合格枠が広く、永年培ってきた私の受験のプロの目からの判断・合格ラインの読みを的確に行うことが可能ですからね。

 by kururin

2008年2月 8日 (金)

公立高校前期選抜・合格発表

 合格発表の前夜、悪夢にうなされ、真夜中に苦しさのあまり目を覚ましてしまいました。

 中学3年生の自分が高校入試に臨んでいる夢です。苦手な理科の化学分野に手こずり、解答欄を埋められなくて途方にくれて、「やっぱりもっと真剣に勉強しておくべきだった」と後悔の思いを強くして、苦しんでいる時に目が覚めました。ふう~、と大きなため息をひとつ。

 私は中学入試を受けて私立に入学しましたから、エスカレーター式で高校には上がれましたから、実際には高校入試を受験した経験はありません。なのにいやにリアルな夢を見てしまうのは、それだけ潜在意識の中にも半端じゃない受験のプレッシャーが存在しているということなのでしょうね(笑)。

 昨日午後4時からの合格発表に、緊張のあまりお昼ご飯はのどを通らず、ハラハラドキドキしながら確かめにいった公立高校前期選抜試験の結果は、予想通り、いや予想以上に厳しいものでした。

 前期選抜試験制度の理不尽さや矛盾については、今後何回かに分けて述べていこうと思っていますが、一度で選抜する試験制度ならしないで済む「不合格体験」を多数の受験生に強いることには、はなはだしく疑問を感じます。

 発表前におおよその予想を立てていました。合格なら○、際どいラインなら△、前期は無理であろうと思われる場合は×と、受験校・受験者一覧表の名前の横に書き込んで、実際に各校の合格発表掲示板を確かめに行きました。

 結果は、△や×の中からの合格者は皆無、○の予想からよもやの不合格者が出てしまいました。悔しくてなりません。どうしてあの子が、内申点も良くて、当日の試験の出来も良かった子が・・・。でもいくら嘆いても、結果がくつがえるわけではありませんから、気分を一新して、悔しさをバネに共に頑張っていくしかありません。

 後期選抜の実際の受験校はまだ確定はしていません。志望動向をにらみながら、慎重に決定したいと思います。一度志望校変更できますから、あくまで志望校受験をにらんで受験勉強に励んでもらい、今月の中旬にはそれぞれの受験校を最終的に絞り込んで行きます。

 前期選抜合格者は予想していた塾生ばかりで、自分の見る目の確かさを再確認して、「まあまあ深く確かな読みのできるプロの目ができてきたな」と感じています。そして、高校側の受験生の質を見極める目の確かさにも感心したりするのです。

 前期選抜での合格者は次の通りです。

 須崎高総合学科 Aさん
 須崎高総合学科 Bさん
 須崎高総合学科 C君

 須崎工業機械科 D君
 須崎工業ユニ科 Eさん

 高知商総合ビ科 F君

 高知南国際教科 Gさん

 高知東看護科  Hさん

 小津高理数科  I君
 小津高普通科  Jさん

 追手前高自然科学科 Kさん
 追手前高自然科学科 Lさん

となっています。

 後期選抜の受験生もまだまだたくさんいます。我が塾に春が訪れるのは、まだまだ先のことです。精神的に辛い、この仕事から逃げ出したくなる、胃に穴があきそうな、針のむしろに座らされているような、真綿で首を絞められるような、そんな試練の日々が続きますが、これも自らが選択した道(=稼業)ですから、全身全霊をかけて真正面からぶちかましていくしかありません。

by kururin

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