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2008年2月 8日 (金)

公立高校前期選抜・合格発表

 合格発表の前夜、悪夢にうなされ、真夜中に苦しさのあまり目を覚ましてしまいました。

 中学3年生の自分が高校入試に臨んでいる夢です。苦手な理科の化学分野に手こずり、解答欄を埋められなくて途方にくれて、「やっぱりもっと真剣に勉強しておくべきだった」と後悔の思いを強くして、苦しんでいる時に目が覚めました。ふう~、と大きなため息をひとつ。

 私は中学入試を受けて私立に入学しましたから、エスカレーター式で高校には上がれましたから、実際には高校入試を受験した経験はありません。なのにいやにリアルな夢を見てしまうのは、それだけ潜在意識の中にも半端じゃない受験のプレッシャーが存在しているということなのでしょうね(笑)。

 昨日午後4時からの合格発表に、緊張のあまりお昼ご飯はのどを通らず、ハラハラドキドキしながら確かめにいった公立高校前期選抜試験の結果は、予想通り、いや予想以上に厳しいものでした。

 前期選抜試験制度の理不尽さや矛盾については、今後何回かに分けて述べていこうと思っていますが、一度で選抜する試験制度ならしないで済む「不合格体験」を多数の受験生に強いることには、はなはだしく疑問を感じます。

 発表前におおよその予想を立てていました。合格なら○、際どいラインなら△、前期は無理であろうと思われる場合は×と、受験校・受験者一覧表の名前の横に書き込んで、実際に各校の合格発表掲示板を確かめに行きました。

 結果は、△や×の中からの合格者は皆無、○の予想からよもやの不合格者が出てしまいました。悔しくてなりません。どうしてあの子が、内申点も良くて、当日の試験の出来も良かった子が・・・。でもいくら嘆いても、結果がくつがえるわけではありませんから、気分を一新して、悔しさをバネに共に頑張っていくしかありません。

 後期選抜の実際の受験校はまだ確定はしていません。志望動向をにらみながら、慎重に決定したいと思います。一度志望校変更できますから、あくまで志望校受験をにらんで受験勉強に励んでもらい、今月の中旬にはそれぞれの受験校を最終的に絞り込んで行きます。

 前期選抜合格者は予想していた塾生ばかりで、自分の見る目の確かさを再確認して、「まあまあ深く確かな読みのできるプロの目ができてきたな」と感じています。そして、高校側の受験生の質を見極める目の確かさにも感心したりするのです。

 前期選抜での合格者は次の通りです。

 須崎高総合学科 Aさん
 須崎高総合学科 Bさん
 須崎高総合学科 C君

 須崎工業機械科 D君
 須崎工業ユニ科 Eさん

 高知商総合ビ科 F君

 高知南国際教科 Gさん

 高知東看護科  Hさん

 小津高理数科  I君
 小津高普通科  Jさん

 追手前高自然科学科 Kさん
 追手前高自然科学科 Lさん

となっています。

 後期選抜の受験生もまだまだたくさんいます。我が塾に春が訪れるのは、まだまだ先のことです。精神的に辛い、この仕事から逃げ出したくなる、胃に穴があきそうな、針のむしろに座らされているような、真綿で首を絞められるような、そんな試練の日々が続きますが、これも自らが選択した道(=稼業)ですから、全身全霊をかけて真正面からぶちかましていくしかありません。

by kururin

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