軒並み高倍率
公立高校後期選抜試験の志願先変更期間が、昨日から明日までの3日間となっています。我が塾生の諸君が目指している高校は、軒並み高倍率で、高知新聞に掲載されている出願者数の状況を見ているだけで、胸がドキドキとしてきます。
追手前・自然科学1名 人文語学1名
高知商・総合ビジネス1名
高知東・看護科1名
丸ノ内高・普通科3名
小津高・普通科区外2名
高知西高・普通科区外2名
どれもこれもうちの塾生の諸君にとっては難関です。追手前・自然科学1名は優秀ですから確実に合格できそうですが、後の高校はまったく予断を許しません。丸ノ内、小津、高知西は塾生同士の争いの様相を呈しています。
大幅な定員割れの地元の、
須崎高4名
須崎工業・機械科1名 ユニバ1名
はなんとか入れてもらえそうに思うのですが、いやいや「定員内不合格」の可能性をはらんだ塾生が何人もチャレンジ受験しますから、厳しい結果を予想しています。
受験の壁に跳ね返され、共に涙を流し、「再募集」の期間までの辛い時間を一緒に過ごすのは本当に切ないですが、今年も何かしらそのようなことになりそうな予感がして、今からもう胃が痛くなってきています。
最終回の模擬テストの判定でA・B・C・DのうちC以下なら「志望校変更」と言い渡していたのですが、あくまでも第1志望校にこだわって、「どうしても受験したい」と強く希望する塾生が何名かいます。
ですから、その意を汲んで、「ともに最後まで粘り抜こう、やれるだけのことをやりぬこう」と保護者も交えた面談で決意を確かめ合って、後期選抜に一発逆転合格をかけて、大勝負に臨むことを最終決定したのです。
迫り来る入試を怖れず、ひるまず、けっしてあきらめずに、試験が終わるまでベストを尽くすのみです。気魄の横溢した、前向きの学習の姿勢で、「今日は試験の前日だ」という緊迫した気持ちで一日一日を頑張るように、モチベーションを高める訓話を折りに触れて行います。
「もっとやっちょけばよかった」と後悔などしないように、「やれるだけのことはやり尽くした」と胸を張って言えるように頑張ろうではないかと、気合も入れています。でも気合だけで合格をつかみ取れるほど受験の世界は甘くありませんからね・・・。
本人の頑張って挑戦しようと言う意志を尊重して、実力より少し偏差値の高い高校を目指して頑張る人たちを、全力でサポートし、アシストし、合格へと導くのが私の仕事だと強く認識しているのですが、燃える思いと不安とが交錯するのを止めることができないでいるのが正直なところです。
by kururin
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