体験学習
小学6年の国語の授業で「車いすの弁護士」についての読解問題がありました。「めずらしい」からそう呼ばれているとのことでした。
「めずらしい」で思い出したことがあります。私が大学生のとき、盲目で弁護士になろうとしている方がいて、その方の支援団体に入りました。盲目の方にとって不都合にならないように司法試験の制度を改革する応援をするのです。たとえば、盲目の方は点字で受験するので、解答に時間がかかります。そこで、点字で受験する場合の試験時間を長くすることなどを国にお願いするのです。このときの体験が私にとってかけがえのないものになっていることにあとで気付きました。
今、体験学習から学力重視へとふりこが振れていますが、少し残念な気持ちがします。ちなみに、支援していた盲人の方は弁護士になりました。
by ロックン
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