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2008年7月17日 (木)

自学自習から学びあいへ

以前私は、自立心を育て自学自習できる子供を育てることが教育の目標だと思っていました。「黙々とやれ」、これが私の口ぐせでした。しかし今その思いが大きく揺らいでいます。仲間と心を通い合わせ助け合い、お互いから様々な刺激を受け合いながらこそ、子供は成長するのだと思うようになりました。受験学力のようなレベルの学力でもそれはいえるように思います。集団の力で伸びる、これは以前から実感していましたが、いよいよそれを確信するようになりました。受験学力のレベルだとあらかじめ決まっている答えを探るだけですので、それこそ一人で黙々とやった方が能率が上がることもあろうかと思いますが、最近の子供たちを見ていますとどうもそうでもないようです。もちろん、その方が向いている子もいまして、それはそれでいいと思いますが、今まで250点ぐらいしか取れなかった子が400点近い点を取ったりするのを見ていますと、どうしても集団の力が作用しているとしか思えません。ましてや、勉強以外の人間的な成長となれば集団の中で啓発されることがどうしても必要ですね。人間は社会的動物ですので、自立そのものも集団の中でこそ発達するようにも思います。そうなりますと、私達の一番大切な仕事はいかにして、思いやりがあり、お互いの存在を人間として認め合い啓発しあえる集団となるように心を砕いていくかということになります。そしてそれを、よい授業を行っていく中で生徒と共同で創造していくしかないように思います。そういう意味で、最近はやりの個別授業や習熟度別クラス編成は勉強だけに特化したいびつな手段で決して子供のためになるとは思えません。また学力そのものも逆に伸びないように思いますがいかがでしょう。

                                  廣瀬

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コメント

 私は、自学自習や学びあいは尊重しますが、今は指導者が引っ張っていくやり方をとっています。
 自学自習ができても、自己流に陥らないように注意しますし、学びあえる生徒はいいのですが、学びあえる力がついていない生徒には注意を払います。
 思い出しますと、大学生のときは、自学自習してきたことを、ゼミ生とともに学びあい、大学の教授がそれとなく指針を示すといった勉強をしてきました。私もそれを理想として塾名をつけましたが、まだその理想に到達していません。
 

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