遠くへ
10月くろしお模試で、最初の国語のテストが終わったあと、ある生徒が、「理科より先に社会をやりたいので、試験科目の順番を変えてほしい」と言うのです。私が、「どうして?」と聞きますと、「今やったら社会が全部できそうだ」と言うのです。もちらん、順番を変えるのを丁寧に断りました。若いときほど何でもできそうな気がするときがあるものです。くろしお模試の結果、その子の成績は今までで一番よいものでした。
そういえば、設立20周年で、私は、何かを求めて東京へ行ったのではありません。ただ、一定の役職についている責任感から行ったのです。若いときの何かができる、何でもできるという感覚は遠くへ行ってしまったのでしょう。
by ダジャマン
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