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2008年11月

2008年11月30日 (日)

疑問

 今日、ある塾団体の会合が岡山であり、参加してきました。

 高知を出発するときは寒いとは思いませんでしたが、岡山に着くとマフラーを持ってきたらよかったと思いました。

 会で、参加の皆さんに、先だっての高知新聞の公立高入試制度改革の記事を見てもらって、意見を聞いてみました。鳥取、岡山、広島、徳島は今の高知県の入試制度に似ていますが、前期で5割も合格者を出すところはありませんでした。さらに今回の高知県の前・後期の見直しは前述の各県と比べると先駆的なものでした。しかし、どうしてこんな前・後期入試制度にするのかという疑問をつきつけられました。もちろん私は答えられませんでしたが・・・。

                  by ダジャマン

2008年11月28日 (金)

おやしらず

 「おやしらず」が調子が悪く、13年ぶりに歯医者に行ってきました。治療台に横たわり先生が来るまで、緊張のあまり、心の中で「どうでもえい、どうでもえい」とつぶやいていました。

 前の方の画面には、風景が映し出されていました。目をつぶって待っていると、レントゲンをとるというのです。歯のレントゲンをとって再び治療台に横たわりました。

 しばらくして、前の画面を見ると、チンパンジーのしわくちゃの歯が映し出されていました。歯を治療しないとこんな風になると思わせるための画面かと思い、見る気もしませんでした。

 先生が来て治療の話しになり、前の画面をよく見ると、な、なんと映し出されているのはチンパンジーではなく、私の歯だったのです。

 「おやしらず」はまだ抜く必要がないということなので一安心です。

                  byダジャマン

2008年11月26日 (水)

しかたなし

 今日の高知新聞朝刊に、平成22年度から公立高入試前期選抜で5教科試験が行われる旨の記事が載りました。総定員に対する前期の定員も上限80%をめどに拡充するとのことです。

 なぜ、県立高学区24年度全廃と同じく、24年度からにしなかったのでしょうか。今の中1、中2がかわいそうでなりません。特に中2は、新たな制度の1期生となるのです。今までの自己推薦型の前期選抜ではなく、五教科試験で、後期選抜にまわされる2割に入らないように頑張らなくてはなりません。のんびり過ごしてきたつけをこれから払わなくてはならなくなるのです。せめて、来年中学1年生になる生徒が対象になる24年度からだと、中学生になるとき本人もまわりもそれなりに覚悟を持ち、対処できるでしょうが、再来年からの実施だとこれからが大変です。しかし、決まった以上、しかたないことです。

                      by ダジャマン

2008年11月20日 (木)

固さとやわらかさ

私は居酒屋が大好きでよくでかけます。

なんとなくあのざわめきの中にいると、心が和みます。一人で行っても十分楽しめます。ではどうして居酒屋はくつろげるのでしょう。

それはやはり、あらゆる人たちが集まるからだではないでしょうか。一般のサラリーマンや教師もいれば庭師もいます。タクシーの運転手もいれば大工さんもいます。まことに人種のるつぼです。そしておたがいにその存在を認め合って、今宵ひと時を楽しくすごします。

そこには、おたがいの相互作用があります。そこに私はあるやわらかさを感じます。この相互作用ということがどうもやわらかさのポイントのようです。相互作用がなければ固さを感じます。

世の中にはいろんな組織があります。やわらかい組織もあれば固い組織もあります。命令の服従が絶対の軍隊や警察はいかにも固そうです。国でいえば、民主国家はやわらかくて独裁国家は固いイメージです.。人でも他人の話を受け付けない頑固なひとはやはり固いですね。

では学校はどうでしょう。現在の日本の学校は生徒がみんな黒板の方をむいていて、先生の教えを一方的に受けるという相互作用はあまり受けにくい形式で、やはり固さを感じます。

そこへいくと、欧米、とくに北欧などの学校は机の配置からして全然違っており、生徒どうしの意見交換が活発にできるようになっています。大いにやわらかさを感じます。

21世紀は共生の時代だとよくいわれます。しかしそのためには、互いが互いを認め合うことが大前提です。日本もそろそろ学校制度を根本的に考え直す時にきているのではないでしょうか。

では塾はどうでしょう。学校よりは自由度が大きくやわらかいと思います。でも様々な塾があるので一概にはいえません。やわらかさということは、教育にとってもっとも大切な要素です。多様性の源でもあります。今、塾のなすべきことは、相互作用を大切にし多様性に溢れる子供を育てることではないかと不肖,私は思っています。学校には制約があります。その点、塾は自由です。理想を追求してこそ塾の存在意義はあるのではないでしょうか。

かくいう私はどうでしょう。やはりちょっと固そうですね。
                                                                                廣瀬

2008年11月19日 (水)

 「次の模試がんばって」と言うと、「どうでもいい」と言う生徒がいます。以前には「そんなこと言わずにがんばり」と元気づけていましたが、今は聞き流しています。どうしてかと言いますと、それがその生徒の不安解消、ストレス解消になっているからです。

 大人でも不安になったり、ストレスを感じたら、「どうでもいい」という心を持ってみたらどうでしょうか。きっとそれらが薄らいでいくと思います。

                 by ダジャマン

2008年11月17日 (月)

物忘れ

 最近、物忘れがひどくなりました。

 今日も塾生から、「先生、テンプリちょうだい」と言われ、「テンプリ」とははて何かと思い、ピンときませんでした。塾生から「これこれだ」と言われて、やっと思い出しました。「テンプリ」とは「添削プリント」のことで、私が勝手に省略して「テンプリ」と名づけていたのです。

 また、物を貼ろうとのりを持っていたのですが、電話がかかってきて、話をしたあと、「のりがない、のりがない」と教室を捜しまわりました。何のことはありません。左手にのりを持っていたのです。

 いろいろなことをやりすぎて、物を忘れるのだと自分自身を慰めています。

                   by ダジャマン

2008年11月15日 (土)

学校説明会

 今日、附属中の学校説明会に行ってきました。説明会は、去年の約2倍の集まり具合だそうです。学校側は、附属中のもつ意味の変化を言っていました。私学に流れていたものが公立高を選択していくのではないかということです。また、約8割が公立の拠点高と国立・私立の難関校に進学しているとのことです。生徒は幅広い校区から来ており、遠くは須崎から通っている生徒がいるそうです。

               by ダジャマン

2008年11月14日 (金)

教える側

 最近、教える側は空気のような存在がいいのではないかと思っています。若いときは、これでもかこれでもかと教え込み、それはそれでいいのかもしれませんが、最近、年に応じた教え方があるのではないかという思いがしています。

 小学生・中学生・高校生を教えていると、小学生と同じような感じで中学生を教えることはできませんし、中学生を教える感じで高校生を教えるわけにはいきません。それは、小学生から塾に来ている生徒が中学生・高校生になっていくのに、私が、小学生のときと同じ感じでその子を教えて、違和感を持ったことから生じたことです。

 また、最近、こちらが情熱を持てば持つほど、子供が遠ざかっていく感じを持ったことからもこういう考えに至った次第です。まさに、教える側は子供にとって空気のような存在がいいのです。

 子供が空気を吸うのは当たり前のことで、特に意識せずともやっていることですし、それで苦痛を感じることはありません。それと同じく子供が教えてもらうことを当たり前のように感じ苦痛を感じないように、教える側として存在していこうと思っています。こう考えることによって、小学生・中学生・高校生を通じて、教える側の態度が決まるような気がします。

               by ダジャマン

2008年11月11日 (火)

ちかいの日

 今日、11月11日を誓いの日とすることに決めました。

 最近、どんなに近いところでも車を使うようになっています。これでは様々な点において不都合が生じます。そこで、一定の要件のもの以外ではマイカーを使わないように誓いをたてたのです。その要件とは、人を車に乗せるとき、教室や学校に行くとき、市外に行くとき以外はマイカーを使わないということです。この誓いを破れば、一定のペナルティーを課すことにしました。

                  by ダジャマン

2008年11月10日 (月)

何の日?

 小学生は私によく質問をします。それは、自分がわからなくてではなく、私が知っているかどうかを確かめるためです。

 この前も、授業の始まる前に、世界の国々の首都を聞かれました。はじめは、カナダの首都は?とか、アメリカの首都は?とか、本人が知らないので教えてほしいという感じでしたが、難しい小国の首都を聞いてくるので、私を確かめているのだと気づきました。

 今日、小学生の一人が、「先生、11月11日は何の日か知ってる?」と聞いてきました。私が「わからない」と言うと、ポッキーの日だと言うのです。つい、私は、ボールペンを2本持ってテレビで宣伝しているポッキーの踊りを踊ってしまいました。

 あとで調べてみると、正式には「ポッキー&プリッツの日」という名称でした。ほかに、サッカーの日、下駄の日、靴下の日、ピーナッツの日などたくさんありました。聞いてきた子は、サッカーをやっている子なので、今度「11月11日はサッカーの日だ」と教えてあげたいと思います。

                  by ダジャマン

2008年11月 8日 (土)

16回目

 第16回くろしお進学会スポーツ大会が今日、須崎市浦の内で開かれました。自塾の塾生は不参加でしたが、私は会場まで行ってきました。あいにくの雨でソフトボールは中止でしたが、体育館でスカッシュバレーは実施されました。子供たちはもちろん、先生方もスカッシュバレーに参加し、元気よくプレーをしていました。私は体力に自信がありませんでしたので、もっぱら見学でした。大会は2時過ぎに終わり、元気をもらって帰ってきました。

                  by ダジャマン

2008年11月 7日 (金)

研修

 愛媛県のある塾から、授業などの研修や研究をする団体を結成するので、参加しませんかとの案内がありました。他の県の塾にも声をかけているようです。その熱心さには感服します。

 授業は独りよがりになりがちです。それを打破し、よりよい授業をつくっていこうとするのでしょう。私が知っている北海道の先生も、他の塾の授業を見に行き、研究したということでした。

 私自身、今さらという感がないわけではありませんが、六十の手習いということで一から研修したいと思います。

                     by ダジャマン

2008年11月 6日 (木)

相性

 大人同士でも、大人と子供でも相性というものがあります。注意すべきは、相性が悪いといがみ合いになったり、相性がよいと馴れ合いになったりすることです。

 ここで、私と相性のよい塾生の話を一つしてみます。くろしお進学会の算数の模擬テストのとき、小学生の男の子が「先生、計算したいから紙をちょうだい」と言いました。私は「はい」と言って、紙を渡しました。すると、私と相性のよい小学生の女の子が「先生、私のときには、問題用紙に計算を書きと言って、紙をくれなかったのに」と言いました。女の子とそういうことがあったのは以前のことなので、すっかり忘れてしまっていました。私は、そこで何を思ったのか、女の子とじゃんけんをして、私が勝ったということでその場をしのぎ、男の子に紙を渡したことを不問にしてしまいました。

                      by ダジャマン

2008年11月 4日 (火)

難易度

 男女別に合格者を決める入試の男女別の難易度は予想が困難です。

 ある付属中の男女の難易度は、昨年は、女子が合格しやすかったのですが、今年は、女子にとってきびしいものでした。この中学は、小学6年から上がってくる生徒もいますので、その男女の人数と、外部から受験する男女の人数の関係で男女別の難易度が決まってきます。

 この中学校の過去5年間を見る限り、外部受験生は、男子の難易度が女子より高かったのですが、今年は逆転現象が起きました。来年度はどうなるか、まさに目が離せません。

                     by ダジャマン

2008年11月 1日 (土)

誤解

 ある日の教室で、生徒Aが「せんせい、わたしのてには、けがいっぱい」と言いました。それを聞いた生徒Bは「○○くんは、ても あしも けがいっぱい」と言いました。私はあわてて、「にんげんには、けはあるものよ」とフォローしました。すると、生徒Aが「けがでできたかさぶたをとると、いたきもちいい」と言いました。私は「毛」と思っていたのですが、生徒Aが言ったのは「けが」のことだったので、笑ってしまいました。

             by ダジャマン

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