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2008年11月14日 (金)

教える側

 最近、教える側は空気のような存在がいいのではないかと思っています。若いときは、これでもかこれでもかと教え込み、それはそれでいいのかもしれませんが、最近、年に応じた教え方があるのではないかという思いがしています。

 小学生・中学生・高校生を教えていると、小学生と同じような感じで中学生を教えることはできませんし、中学生を教える感じで高校生を教えるわけにはいきません。それは、小学生から塾に来ている生徒が中学生・高校生になっていくのに、私が、小学生のときと同じ感じでその子を教えて、違和感を持ったことから生じたことです。

 また、最近、こちらが情熱を持てば持つほど、子供が遠ざかっていく感じを持ったことからもこういう考えに至った次第です。まさに、教える側は子供にとって空気のような存在がいいのです。

 子供が空気を吸うのは当たり前のことで、特に意識せずともやっていることですし、それで苦痛を感じることはありません。それと同じく子供が教えてもらうことを当たり前のように感じ苦痛を感じないように、教える側として存在していこうと思っています。こう考えることによって、小学生・中学生・高校生を通じて、教える側の態度が決まるような気がします。

               by ダジャマン

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