ぼうちゅうかん
やぶから棒に塾生の保護者の来訪を受けるのはぎくっとするものがあります。退塾の申し出ではないかという不安がよぎるからです。入試シーズン真っ最中ですので、受験の相談というのはよくあることなのです。
暦上は大寒を過ぎ、もうすぐ立春を迎えようとしています。塾生たちにも喜びの春が来るようにと思いながら、忙しい日々を送っています。
忙しい日々と言いましても、今日は録画していた「相棒」や「ハッピイフライト」を見ます。
by ダジャマン
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やぶから棒に塾生の保護者の来訪を受けるのはぎくっとするものがあります。退塾の申し出ではないかという不安がよぎるからです。入試シーズン真っ最中ですので、受験の相談というのはよくあることなのです。
暦上は大寒を過ぎ、もうすぐ立春を迎えようとしています。塾生たちにも喜びの春が来るようにと思いながら、忙しい日々を送っています。
忙しい日々と言いましても、今日は録画していた「相棒」や「ハッピイフライト」を見ます。
by ダジャマン
小4の女の子が「先生、ハムの反対はムハですか?」と質問しました。私は、ギャグかなと思いながら、「ちがいます」と答えました。
この小4の女の子はまっすぐな子ですから、わざと言ったとは思えません。以前、体験授業に生徒が来るというのを聞いて、体験する子がきれいな机と椅子に座れるよう、汚いのと入れ替えたり、机を拭いてくれたりした生徒なのです。
その生徒がやっている問題を見ると、「公の反対の意味の漢字を書きなさい」という問題でした。私は「ムハ」にはふれず、答えを言って次の問題にうつりました。
by ダジャマン
今年の公立高前期入試の数学が去年の後期と比べてむずかしくなるかどうか考えてみました。
やさしくなると考える根拠。一つ目は、まだ2月初めで受験生たちに力がついていないのでむずかしくすると平均点が下がるからやさしめにする。二つ目は、三平方の定理が試験範囲に入らないと数学の問題はやさしめになる。三つ目は、去年が少しむずかしめだったからその反動で今年はやさしめになる。
むずかしくなると考える根拠。一つ目は、去年と違って前期が主体だから、やさしめにすると後期をさらにやさしくしなくてはいけなくなる。二つ目は、学力低下がさけばれているなか、問題をやさしくしにくい。三つ目は、10割とる学校は、1回勝負なので、問題をやさしくすると点数に差がつきにくく不都合である。
このように考えてくると、数学の問題がどのようになるか興味がつきません。
by ダジャマン
小6の女の子が「先生、時計、こっちの教室に持ってきた?」と聞きましたので、私が「いや、そのままよ」と答えました。すなわち両方の教室に全く同じ掛け時計があるのです。それも買ったのが3年の違いがあるのに・・・。1つの教室にだけ時計があって、隣の教室には時計がなかったので不便を感じ、時計を買ってきました。それが3年前に買った時計と全く同じだったのです。買うとき、3年前に買ったのがどんな時計か忘れていましたので、全くの偶然だったのです。
記憶というのはあてにならないもので、先だって書いた「かがみ」の件ですが、ここ何十年も鏡の位置を変えてないと思っていたのですが、今日、変えていたことに気づきました。若いころ、壁に鏡をかけたとき、かけひもを一重にしていたのが、いつの日か忘れたのですが、二重にして鏡の位置が高くなっていたのです。だから、身長は縮んでなかったのです。
後ろから声が聞こえます。「そんなに忘れるならメモりー」
by ダジャマン
今日、教材展に行ってきました。教科書の改定の年ではなく、これと言って変わりばえはしませんでした。そこで、教材内容を見るのもそこそこに帰ってきました。教材会社の教材展に行く度に、毎年いろいろなものを使ってきましたが、どれも一長一短ですし、また使う先生によってどれがよいかも変わります。そこで、今年からは教材を変えないと決心しましたので、教材を見るのにも身が入りませんでした。
by ダジャマン
「鏡よ、鏡よ、鏡さん、私の若い顔はどこにある?」とつい声をかけたくなるほど、自室にある鏡は古いものです。私が20歳代のときから私の身長に合わせ、ちょうど私の顔が映る位置にかけてあるのです。
今日、何気なく鏡に顔を映してみると、あごから下が映っていないではありませんか。そうなんです。私の身長が縮んだのです。授業では常に前かがみになり、生徒の指導をしているものですから、背が丸くなったのでしょうか。
今日から、昔のように頭のてっぺんからあごの下まで顔全体が映るように背を伸ばし続けるでしょう!
by ダジャマン
中3の授業で嵐が吹き荒れました。日頃の私に似合わず荒れ狂いました。それは、競争率の高い高校を受験するのに、生徒がたっすい(たよりない)からです。勉強する気がないのなら「志望高を変更しろ」ということです。1月25日に学校に変更を申し出れば変更できます。変更するのがいやだったら「もっと勉強しろ」という意味で、生徒を叱咤激励したのです。
今日は普段と違う自分を見せてしまいました。私立中入試なら受験することをやめることができます。しかし、高校入試ではそうはいきません。そういう意味では高校入試が過酷かもしれません。前期2割後期8割の県外の入試制度がうらやましく思えてきました。
by ダジャマン
子どもが大きなる芽を持っていると感じることがしばしばあります。
小学4年生にもかかわらず、私の教え方に注文を出し、こうしたらよいなどと言ってくれます。それもあながち的外れではないのです。そんなときは「はい、はい」と言って、その通りの授業をしてあげます。すると、帰りには必ず感想を言って帰ります。
今日は国語の授業で注文を受けました。「どうしてその答えにしたか、みんなに理由を聞いてくれ」と言うのです。だから、すべての問題について、みんなに理由を聞いてあげました。
注文した子は「すすまなかった!」と言って帰って行きました。
by ダジャマン
今の小学生も絶対見たいテレビはあるようで、特に「嵐」の人気はすごいものがあります。今日も生徒から「嵐」のメンバーを知っているか聞かれてごまかしました。確かにテレビに「嵐」のメンバーがよく出ていることは知っていましたが、名前まで覚えていません。生徒たちとのコミュニケーションをはかるため、「嵐」のメンバーの名前を覚えるべきか考えています。私が「嵐」のメンバーの名前を知らないと察知すると、ある生徒が一言「石川さゆりは知っちゅうろう!」
今日、高知県の公立高入試の前期志願状況が新聞に出ていました。まさにこれから吹き荒れる嵐を予想してしまいました。
by ダジャマン
高専はむずかしい。生徒の話によりますと、ある中学校で、推薦入試で15人受験して4人しか合格しなかったそうです。そうすると、高専に合格しなかった生徒たちはどうするのでしょうか。何人かは公立高にかえたり、すべり止めで私立を受けたりすることでしょう。そこで、公立高の前期がさらにむずかしくなりそうです。
二月の初めの本番入試は、まだ生徒たちの力も確定せず厳しいものがあります。やはり、二月初めは二割の推薦で、三月初めに八割の本番入試とするのがよいように思われます。
公立の存在理由は早期の生徒集めではないのですから、かえって、八割の本番入試を三月初めにすることで生徒に力がつくように思えます。
by ダジャマン
車に人が閉じ込められています。レスキュー隊が運転席のフロントガラスを切り出しました。見ている私も緊張してきます。正面から人を引き出さず、左のドアを壊し始めました。救急車がそばに待機しています。車から人を救い出し、担架に乗せるまで18分かかりました。「ああ、これでは時間がかかりすぎで助からないな」と思いました。
そのとき、担架に乗った人が起き出したではありませんか。訓練だったのです。隣で見ていた人は「そうじゃないかと思った」と言って、その場を立ち去っていきました。訓練にしてもこのような場面を見たのは初めてでした。南海大地震について言われる昨今だから、こういった訓練をしているのだなと、レスキュー隊の一生懸命さに感心しました。
それにしても、今頃民放で「冬のソナタ」を放送するなんて、つい見てしまうじゃないか!
by ダジャマン
車を運転しています。前から大きなものが迫ってきた瞬間、私のハンドルがとられて、窓から外に飛んでいきました。車から降りてハンドルを捜しましたが見つかりません。という夢を見ました。それからどうしてこんな夢を見たかということを考え続けました。
夢は記憶にあるものしか見ないと言われていますが、いまだハンドルをとられた経験はありません。何か不吉な予感かとその日はひやひやしながら塾の授業を終えました。これでもう安心、その日は車に乗ることもないと思った瞬間、まだ別の教室に人を迎えに行くことを思い出したのです。
迎えに行く時間が遅くなり、途中スピードを出していたので坂道のカーブでハンドルをとられてしまいました。どうしてあんな夢を見たのか、今日腑に落ちました。
by ダジャマン
今日から、高知で『土佐・龍馬であい博』が始まります。高知駅前のメイン会場には、岩崎弥太郎役の香川照之と平井加尾役の広末涼子が記念式典のため来ていました。私は行きたいがーと思いましたが、授業が入っており、見に行くことはできませんでした。岩崎弥太郎役の香川照之は安芸の会場にも行ったそうです。まさに「男はつらいよ」状態(?)です。
私は、若いころは芸能人が来るたびに、夕方からの授業にかこつけて見に行っていましたが、今はとんと見に行っていません。有名人を見るとどうしてあれほどワクワクするのでしょうか。春野球場で長嶋茂雄をじかに見たときもそうでした。今は塾でワークワークしています。
by ダジャマン
私はよく教室を歩き回ります。それを見て、「うっとうしい」と言う子もいれば、「どうして歩いているが?」と質問する子もいます。どちらにせよ、小学生は思ったことを素直に言葉に出します。
私が歩いているのを見て、ある生徒が私の歳が「いくつか」聞きます。すると、ある生徒は「39歳か40歳」と言います。その理由は歩き方は年寄りじみているけど、頭がはたらくから若いのだというのです。年をとると頭のはたらきが悪くなると思っているようです。
ある生徒が、「ひくとたすはどっちからやるが?」と聞きます。すると、別の生徒が「前から」と言います。それに対して、「左からやろ」という声が聞こえます。子どもの感覚には心する必要があります。
by ダジャマン
「タイガー」シリーズが好評(?)につき、新たに「高入」シリーズを始めようと思います。
高校入試についての情報はさまざまなところから入ってくるのですが、生徒も一つの情報源となります。
ある中学校で、高専の推薦入試で出題される作文の題目を受験生に教えたそうですが、それが本番の入試と違っていたので、その中学校から受験した生徒は苦戦しただろうということでした。そんなことがあるのだろうかと興味深く生徒から聞きました。
by ダジャマン
建二は中学・高校と6年間剣道をやってきた。そこで、大学生になっても当然のように剣道部に入った。しかし、中学・高校のときとは違ってそれほど真面目には練習に行かなかった。
だから大学の体育の授業で剣道をとろうなんてさらさら考えもしなかった。剣道ではなくバドミントンをとったのである。ところが、何と不運なことだろう!里美が体育の授業で剣道を選択したと、建二は咲から聞いたのである。里美が剣道を選択したなんて信じられないと咲は言った。
建二にも思いがけないことであった。もはや選択を変えることはできなかった。里美が勇気を持って剣道を選択したのにと思うと、建二には後悔の念が残った。しかし、里美とつき合っている治のことを考えると、これでよかったのだと、建二は自分に言い聞かせた。
この話はフィクションであることをお断りしておきます。それにしても風邪が長引いています。
by ダジャマン
皆さんは「南北」という言葉で何を想像されるでしょうか。「南北問題」「南北戦争」それとも「鶴屋南北」?
私は「南北歩行」を思い出します。寒くなると、散歩をするのに日陰を歩くのはつらいものがあります。そこで、日なたを追っての歩行、すなわち「南北歩行」をするのです。南から北へ、北から南へ、できるだけ東西は歩かないようにします。まさにお天とう様を追っての散歩になります。これをするには住居が密集していてしかも碁盤の目のようになっているところが理想です。そのようなところでないのなら、できるだけまっすぐ南から北に歩いて、その道をまた帰ってくるのです。
今日は、お天とう様が出ていないのに、いつもの癖で「南北歩行」をしてしまいました。
by ダジャマン
温かい空気が直接自分のところにこんので、生徒が後ろにあるエアコンの下に行き、リモコンを持って、「先生、向きを下にしてもいい?」と聞きます。私が「前に来たらええ」と言ったものですから、その生徒はリモコンを持って前の方にやって来ました。私は、『温かい空気は前の方に来た方がいいから、向きを変えなくてもよい』という意味で言ったのですが、言葉足らずで、生徒が誤解したのです。
教えていても、こちらがわかっているので言葉が足らず、生徒に誤解を与えることがあります。注意しなければならないと思いました。
by ダジャマン
夢ではその人の性格やそのときの心理状態がわかるものです。
夜中に、左の人差し指の先が逆むけになり、『痛いがー』と思いました。すると、案の定、夢を見てしまいました。それは、左腕の内側の皮膚がすべて逆むけになっている夢です。痛くてたまりません。まわりから医者に行くように進められました。そこで、無料で治療してくれるところがあったので、そこに行きましたが、多くの人が並んでいるし、治療しているのが看護師さんだったので、どうしようかと悩んでいる自分がいたのです。けちな小心者ということがわかる夢でした。
by ダジャマン
昨年のA私立高校の推薦入試の文章の中に、高3になると、受験と関係のない科目について授業を全く聞かなくなることがしばしばある旨書かれていました。
このことは今に限ったことではなく、私が高校三年生のときもそうでした。地学の授業を聞いていたのは私一人だったように思います。私は地学を受験科目としてとっていなかったのですが、地学の先生が私の机の前に来て授業をするものですから、とても他の科目の勉強(内職)をするわけにはいかなかったのです。
それ以来、私は真面目だということになって、私は内職ができなくなったのです。倫理社会の授業でも真面目に聞き、テストでは76点を取り、クラスで一番という名誉(?)をもらいました。今ではいい思い出になっています。
by ダジャマン
今、ドラマ「不毛地帯」がおもしろい!年末から年始は「不毛地帯」は放映されませんので、とても待てなくて文庫本の「不毛地帯」を買って読んでいます。こういったドラマは、プロタゴニストに対するアンタゴニストが重要になってきます。アンタゴニストが強大であればあるほど、憎たらしければそれだけドラマがおもしろいのです。
「不毛地帯」では主人公が勤めている「近畿商事」で、副社長が主人公に敵対している一人なのですが、今この副社長が病気になっているところを読んでいます。ここで副社長がへばってしまうようでは、アンタゴニストとしては不十分なものになってしまいます。頑張れ、副社長!
韓流ドラマでもそうですが、ヒーローに対するアンタゴニストが意地悪であればあるほど物語としては盛り上がるわけです。
現実の世界では、自分のまわりに強大なアンタゴニストはいてほしくないのですが、ドラマではそうではありません。それが強大なほどハラハラしながら見ている自分がいるのです。
by ダジャマン
建二と里美の帰る時刻が同じになったときがあった。大学のキャンパスから下の駅まで歩いて行った。
「この前たいへんやったね」と里美が切り出した。
「先生、授業ができたと喜んでいたよ」
建二はそのことには触れず、「その後、治とはどう?」と言って、いらんことを聞いてしまったと後悔した。
「この前は姫路城に行ってくれてありがとう」と里美が応じた。
「僕も姫路城は初めてやったからよかった」と変な答え方をしてしまった。
「お母さんが、建二君のこと、いい人、と言っていたよ」
建二はそれを聞いて、里美が自分のことをお母さんによく言っているからだろうと解釈した。
駅に着いて、電車に乗る里美を見送ってから、建二は歩いて下宿まで帰っていった。
この物語はフィクションであることをお断りしておきます。
by ダジャマン
今日は、模試の個人成績表の返却日です。成績のよくない子は三度いやな気分を味わわなければならないのですが、個人成績表を返却するときがその三度目になるわけです。
授業に入る前に返そうとすると、「先生、帰りにしてください」と言います。なぜと聞きますと、「今見るとつらくなるから」とのこと。それなら受けなければよいのにと思うのですが、入試がある以上模試は避けられない試練。
「神様は乗り越えられる試練しか与えない」(「JIN-仁-」より)
ということによれば、みんなそれなりに乗り越えていってくれるかもしれんと思っている次第です。
by ダジャマン
「龍馬伝」を見ました。初回から重いテーマが出てきて、重苦しい雰囲気で見てしまいました。岩崎弥太郎の個性ばかり目だって坂本龍馬の個性はあまり感じませんでした。
端整な顔立ちの人は、怒っても端整、困っても端整、悩んでも端整、端整な人は恋愛向きかな?言っても仕方ないけんど、これはちくと困ったぜよ。私自身の見方を変えんと、「龍馬伝」がおもしろうのうなるき!
by ダジャマン
“初日入居屋”
今年も「知的好奇心」におつき合いありがとうございます。
今年もよろしく!
by ダジャマン
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