しまったからしめたへ
小学4年生でねる子がいます。「ねる子は育つ」などと言っている場合ではありません。塾に来てねてたでは当方、言い訳がたちません。かといって、怒っても起こしてもふてくされるだけで何の効果もありません。
そこで、「塾でねるとこわい夢を見るからやめよう」と思わすため、耳元で「ドロドロドロー」と言ってみました。しかし、効果がありそうにありません。「目を開けてー、目の前にアイスクリームがある!」と言ってみると、目をつむったまま、にこっとしたみたいでしたので、「しまった!」と思い、言い方を変えました。
耳元で、「目をつむっていると、目がいらんものと思い、ほとけ様が目を取りに来るでー」と言うと、指で耳をふさぎました。「しめた!」と思い、さらに追い討ちです。「耳をふさいでいると、耳もいらんと思って耳も取りに来るでー」と言うと、指で自分の目を開けようとしています。「自分の意志で目をぱっちり開けてごらん!」
偶然かもしれませんが、そのあとは目を開けて勉強をしました。ありがたし、ありがたし。
by ダジャマン
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