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生徒の学力を上げる方策の一つとして、チーム対抗問題合戦をしています。机のたての列でチームを分け、負けたチームが余分に問題をやることになるのです。
「この問題は、2名できたチームが勝ち」と言うと、それは不公平だという生徒が出てきます。自分のチームは人数が少ないというのです。そこで、私は「君のチームは今日、欠席者がいるからしかたない」と言って話をすすめます。不公平だと言った子が「今度の問題では、できなかった人が2名にしよう」と言います。さすがです。考えたものです。そうすると人数が少ない方が有利となるのです。
福沢諭吉の著書に『学問ノスヽメ』があります。身分による差別をなくすには学問をせよということなのでしょう。が、うがった見方をすれば、自分の不利益を克服し、有利にするには勉強しろということになるのでしょうか。生徒のちょっとした言葉でそんなことを考えてしまいました。
by ダジャマン
小学6年生ももうすぐ卒塾です。そこで、今年やったプリントを各自に数えてもらいました。川畑君が最高の76枚ということで、「すごい!それを記念して、川畑賞をつくろう」と言うと、山田君が「直木賞みたいやね。」
ところが、川畑君の76枚は数え間違いで、山田君の65枚が最高でした。「川畑賞ではなく、山田賞にかわりました」と私が言うと、「山田さんもおるき、まちがう」ということで、『山田くんしょう』と名づけることにしました。そこで、気がおさまらないのが川畑君。数えなおしてみると63枚、カバンの中を調べて出てきて64枚で、それ以上は増えませんでした。
川畑君が、「家にあるか調べてみる」ということでその場は一件落着となりました。
そういえば、私の家に川畑君のプリントが一枚ありました。これを言うべきか言わざるべきか、それが問題です。
by ダジャマン
今日は中学入試日、F中学校に掲示されている入試問題を見に行きました。去年は掲示されていた入試問題について「撮影禁止」の旨が書かれていたので、今年は問題を手書きで写すつもりで行きました。すでに何人かの方が問題をメモっていました。
私の隣でメモっていた方と話をする機会がありました。その方が言うには、去年入試問題をカメラでとりに来て、だめだということで、手書きしようとしたが、時間が足りなかったので、今年は早めに来たそうです。次は、その方と私の会話です。
「T女子中学校F中学校入試模擬試験を知っていますか。」
「知っています。T女子中学校とF中学校の入試問題は傾向がちがうのにどうしていっしょにするのでしょうね」
「・・・・・・」
「ただ、私の生徒たちは、ある模擬試験は難しいと言って、その模擬試験を受けているのですが」
今日は、思いがけなく貴重な意見を聞くことができました。
by ダジャマン
今年のT高校の数学の入試問題を解いてみました。公立のO高校受験希望の生徒も受けやすいように易しめになっています。以前は特別にT高校受験のための数学の勉強をしなければなりませんでしたが、今はそうでもないようです。
8日から高知県公立高前期選抜試験が始まります。くろしお進学会模擬試験受験者全員が頑張ってくれることを願っています。
私立・国立・県立中入試が近づいてきました。今年の志願者状況は例年と少し違うようです。例年高い倍率となるF中学は、女子の外部受験者の倍率が昨年の2.71倍から2.07倍に下がっています。女子はM中学校に流れたように推測されます。T中学校も志願者の出足が鈍いようです。倍率はともかく、くろしお進学会模擬試験受験者の健闘を祈るのみです。
by ダジャマン
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