変そう
散歩するときは、帽子にサングラス、誰が見てもあやしきおじさん。誰も声をかける人はいないと思いきや、「すみません、○○病院へはどう行ったらいいですか」と声をかけられました。「不燃物を出しに来て、道に迷ったのです」
病院から来た、80歳ぐらいのおばあさん、さてはあれかなと思ったのですが、そうではないようです。○○病院の近くの知り合いの家に来ていたそうで、そこに帰れなくなったようです。私が歩いて行くと、私の後をついてきました。もちろん、散歩の道順をかえて歩いているのですが、そのおばあさんが、「わざわざ行ってくれているのではありませんか」と聞くので、「いいえ、ちがいます」と言いながらゆっくり歩き続けます。
おばあさんは、近くの不燃物を出すところに行くつもりが、遠くのところまで来てしまったようです。○○病院に近くなると、「ここでわかります」とのこと、そこでお別れしました。
私は、さも散歩コースのようなふりをして道を歩き続けました。自宅の近くまで来ると、車に乗った方が、私に声をかけます。サングラスに帽子は効果のない変装でした。
by ダジャマン
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