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2015年10月

2015年10月31日 (土)

ビックリポン

 今日、友人がもらってきてくれた、今年の高知大学教育学部附属中学校の入試問題を見ました。はやりの言葉(?)で言えばビックリポンです。そして、ビックリを通り越して悲しくなりました。いたるところに省略があるのです。

 国語では、「問題文は省略します」が2か所。著作権のこともありますので、これは例年通りで、覚悟していました。

 社会は、「図は省略します」「地図は省略します」の2か所、理科は「図は省略します」が6か所ありました。例年はあった図を今年は出さなかったことになります。残念です。

                   by カイトウモハン

2015年10月30日 (金)

甲子園に行こう!

 日本のプロ野球は日本シリーズでソフトバンクが勝ち、秋の深まりとともに野球シーズンも終わりに近づいてきました。

 しかし、今年は高校野球の四国大会に母校が残っています。明日は高知県勢同士の戦いです。

 手前みそですが、いざとなれば母校は強いのです。思い起こせば、高知のK高校が春に優勝したあとの夏の高知県大会で母校がK高校を破った実績があります。ボコボコに返りうちされないように、考えて考えて考えぬいて勝ち上がってほしいものです。

             by ダジャマン

2015年10月29日 (木)

春眠ではないのに

 「寝ている子を起こしてはいけない。」 特に勉強のときはそうである。眠たければ頭が理性的に働かないからこのことは当然と言えば当然のことである。しかし、先生は生徒を起こしたがる。頑張る先生ほど起こす。頑張りが高じて、怒ってまで起こす。こうなればうまくいかない。生徒も感情的になってよけいに勉強しなくなる。

 緊張しているせいか入塾当初は寝ないが、塾に慣れてきた時点で寝る生徒がいる。起こし続けても寝るし、起こされると機嫌が悪くなって勉強しない。そこで、寝かせてみた。40分寝て、あとは勉強している。これでいいのだと思っている。

                by カイトウモハン

2015年10月28日 (水)

耳にせん

 算数のプリントを3枚作って行ったとき、きっと生徒からブーイングが出てやかましくなると思い、左耳にせんをして行きました。

 「先生が左の耳にせんをしちゅう」と早速一人の男の子が言います。「そうよ、君たちがやかましいときのためよ」と答えます。すると、一人の女の子が、「右耳にせんがー?」と言います。「そうよ、右にもしたら、君たちの声が聞こえんろう」と言うと、「そうや」と納得します。

 まだ組みしやすい5年生です。

           by ダジャマン

2015年10月27日 (火)

案の定

 今日は朝の散歩でも暖かいなあと思っていたところ、案の定、5時過ぎにどしゃぶりの雨・・・。

 「先生、自転車で来たにいー」という声に、「帰るときは止むき」と言いながら授業を続けました。案の定、生徒が帰るときは雨は止んでいました。

 6年生の中に一人5年生がいます。補習に来ているのです。6年生にまぜてテストをしてあげました。案の定、6年生に勝てませんでしたが、元気に帰って行きました。

 日本シリーズ、案の定、ヤクルトの巻き返しが始まりました。

                 by カイトウモハン

2015年10月26日 (月)

気楽に

 ずっと頑張ってきた子が今日はやる気なさを見せています。夏休みも頑張っていたので、その反動でしょうか。私が、「今日、何かあったぁ?夕食、きらいなもんやったぁ?お母さんとけんかしたぁ?」といろいろ聞いても「そうやない」と否定します。

 算数を解くには気持ちが大切であることを話してあげました。まあ、今は気を楽にした方がいいでしょう。入試はまだ先ですから。

           by カイトウモハン

2015年10月25日 (日)

模試の話

 「早く作ってよ」の声に押され、くろしお模試作りに取りかかりました。本当はじっくり構想を練ってこそ独創的なものを作ることができるのですが、時間的な制約もあり、そうも言ってはいられないでしょう。一気に作り上げることにしました。

 午後からは、小学生のくろしお模試の監督です。テストとテストの合間もテキストを出して勉強していました。いい答案でありますように。

Photo

                by カイトウモハン

2015年10月23日 (金)

きらいなものPart 1

 久しぶりに散髪に行ってきました。散髪から帰ると、少し疲れている自分に気づきました。

 「座っているだけなのにどうして疲れるがー?」と言われても、疲れているのは紛れもない事実です。何かにとりつかれているのでしょうか。いやいや、普段はそうでもないのですからとりつかれはないのです。

 今朝、NHKの「朝イチ」に宮崎あおいさんが出ていました。「あさが来た」を見ているので、つい見入ってしまいました。宮崎あおいさんが言うには、朝ドラなどの撮影では緊張しないが、今は緊張しているとのことでした。

 そうです、私も授業などでは緊張しないのですが、散髪では緊張するのです。その結果疲れたのでしょう。

 え、なぜそうなるかって?

 私の勝手な想像ですが、散髪されるときはいつも身構えて神経が休まらないのでしょう。だから、私は疲れる散髪がきらいです!

                by ダジャマン

2015年10月22日 (木)

心配

 「礼節」という言葉はもう死語になっているのでしょうか。これを軽んじている人たちが多くなりました。

 中学生になると、体育の授業で武道をするのですが、これは礼節を重んじる大人にしてあげようというものなのかもしれません。

 「先生、体育の剣道の授業4回休んだぁ」と生徒が言います。「学校の先生に、親に電話すると言われたぁ」と言っているわりには元気です。そこで私は、「そんなに休んだらいかん。塾で教えちゃおき」と言ってあげました。しかし、塾で教えたらどうなるかそれが心配です。

               by カイトウモハン

2015年10月20日 (火)

近場

 今日、出かけていると、教材会社の方から電話があり、急いで帰宅しました。来年中学の教科書が変わるので、そのための問題集の見本を持ってきてくれたのです。応対後、また出かけました。

 秋の行楽シーズンで今、出かける人が多いのでしょうか。知っている方の幾人かが4日間ぐらい休みをとっています。

 塾では、このシーズンから親御さんが中学入試について気になりだします。だから休みをとって遠出はできません。近場で気分転換をすることにしましょう。

             by カイトウモハン

2015年10月19日 (月)

教え方もいろいろ

 今日、小学生が「教えてぇ」とプリントを出しました。父親に聞いても説明がわからないので、塾の先生に聞くのがよいとなったようです。

 算数の解き方はいろいろあり、その結果、説明の仕方もいろいろなのです。だから、私の教え方に慣れている塾生は、父親の説明がわからなかったのでしょう。

 その問題のエッセンスをまとめると、「おかしを女子生徒に5個ずつ、男子生徒に7個ずつ分けると8個あまります。そこで女子生徒に6個ずつ、男子生徒に8個ずつ分けると20個不足します。生徒は全部で何人いますか」というものでした。

 生徒が求めている教え方と違うと、今回のようなことが起こるので、気をつけなければと思いました。

             by カイトウモハン

2015年10月17日 (土)

ゾッとする話

 小学から塾に来ているA子は、私の歳を知りたがっていました。しかし、高校生になるとどうでしょう。

 「今度のテストで90点以上取ったら教えてよ」と言います。私が、「君が通っている学校の先生の秘密か、私の歳のどちから1つでぇ」と言うと、「学校の先生の方」と言います。

 私の歳については、「葬式のとき、享年ででるやろう。そのときでかまん」そうです。成長したものです。

               by カイトウモハン

2015年10月16日 (金)

つくろう

 やっとのことで、某学習塾協同組合のホームページを立ち上げることができました。いいものを作ろう作ろうと思って、かえって作るのが遅くなりました。ホームページをまず作るのが大切だと思い、内容は必要最小限のものとして出発しました。

 これから先、多くの方に見てもらえるものにして行きたいと思っています。くろしお進学会ともリンクさせてもらいました。どうでしょうか。

              by クミアイ

2015年10月15日 (木)

子どもたちの未来のために

 10月14日の高知新聞の運勢の欄に「7月生まれ 協力受けたらきちんと返す。知らん顔せず」というのがありました。その日、県教委の先生が訪ねて来られました。早速、以前受けた協力を返さなければ、という気持ちでお話を伺いました。

 11月29日に高新RKCホールで「高知県グローバル教育シンポジウム」が開催されるのでその案内でした。塾生の保護者や知り合いの塾にお知らせをというものでした。

 そのとき、高知南高と高知西高校の統合の話も伺いました。保護者や生徒から聞かれたときのためにしっかり知識をつけておかなければと思いました。

 平成30年からは南中学での生徒募集と、高知西高校併設中学校での募集が併存するということでした。そして、平成33年の南中学・南高校の募集停止を受け、平成35年に統合されるとのことでした。統合後は、南高校の生徒は西高校に移ることになります。

 私の計算では、平成33年には、32年までと比べ、他の中学からの募集定員が南高校の分と西高校の分を合わせると、240名の減少となります。統合後の36年からは、32年までと比べ、他の中学からの募集定員が200名減少となります。

 平成30年から募集が始まる高知西高校併設中学校は、国際バカロレアの導入を念頭においたものです。国際バカロレアは高知県では西高校が最初であり、その内容については西高校の校長先生からはお聞きしていましたが、私自身知らないことがたくさんあります。

 そこで、前述のシンポジウム(13:00~16:45)は、国際バカロレアを知るいい機会ではないかと思っています。

                by 今日はカイチョウ

2015年10月13日 (火)

それはやめて!

 教室に着くと、三人の女の子が道で競走をしています。活発な子、普通の子、おとなしい子の三人です。「危ないき、道を走られん」と言いながら、教室に入って行きます。

 後ろで声がします。「○○ちゃん、速いねえ、50m何秒?」 「8秒」 「△△ちゃんは?」 「おそいき、10秒」 「そんなことない、15秒の人もいるき」 「それ走りゆうがやない」などと言いながら教室に入ってきます。

 そのとき、男の子が教室に入ってきて、「先生、ふで箱忘れたぁ」と言います。私が、「忘れ物で3分居残り」と言うと、「あったぁ」と言います。そうこうしているとみんな集まって授業が始まります。

 授業中、生徒に丸をつけていくと、ある生徒のところで、赤がなくなってしまいました。それでも丸をつけた気分で通り過ぎようとすると、「先生、つけてぇ」と言うので、「今日はつけで」と応じます。

 授業の終わりに、「今日の宿題は○ページまで」と言うと、「先生、宿題出すのやめてぇ」と言い、付け加えて、「私らあ学校に行きゆうき毎日いそがしいのやでえ」と言います。「わかるところだけやってきて」ということで一件落着。

 元気な生徒が「先生の名前○○やろう。お姉ちゃんに聞いたき。今度から名前で呼ぶき」と言いながら帰って行きました。

 「それはやめて!」

                by ダジャマン

2015年10月12日 (月)

トイレは1回?

 今読んでいる本による数学の指導法は、生徒自身に最後(答えが出る)までしっかりやらす、その場合、問題を見て、やり方を思い浮かべて一気にやる、やりながら途中でいろいろ迷わない、というものでした。

 今日、このやり方で指導してみると案外教えるのは楽なので、これでいいのかと、今読んでいる本をさらに読み続け、その真髄を探らなくてはと思いました。

 今日の授業中、A君が、ある生徒に聞いています。「この塾は、1回しかトイレに行けんろう?」 きっと前に行っていた塾がそうだったのでしょう。なかなかいい考えだと思いましたが、「そんなことはないよ、A君!」

              by カイトウモハン

2015年10月 9日 (金)

人も色々

 人は十人十色であることはわかっていたのですが、今日それを再認識する光景に出会いました。

 先週、A君に物差を貸していたのですが、A君は返すのを忘れて持って帰っていました。今日、A君はその物差を自分の隣の机に置いていました。何も言わずに置いているのだからそのままにしておきました。

 すると後から来て、その席に座るB君が机にある物差を見て、机のふちによせました。そして、さらにB君はその物差を私の机の前の机に置きました。私は、「ありがとう」と言いました。

 物差を貸した私が「ありがとう」と言って返してもらったことになったわけです。どこかでボタンの掛け違いがあったように感じました。

               by カイトウモハン

2015年10月 8日 (木)

もうすぐ中間

 A中学校の中間テストが迫ってきています。試験の範囲表を持ってきてと言っていたのに、「先生、忘れたぁ」で済ますわけにはいきません。試験に範囲がいかに大切かがわかっていません。

 しかし、範囲がせまいので、塾としてはあまり気にしなくてもよいかと思いなおしました。

 学校を気にせず、どんどん進んでいくことにしましょう。

               by カイトウモハン

2015年10月 7日 (水)

思いがけなく

 帽子をかぶり、サングラスをして散歩をしていると、傍目には私がだれだかわからないだろうと錯覚してしまいます。だから油断して歩いていると、「おはようございます」と言われて、ハッとすることがあります。今朝もそう言われました。相手が自転車に乗っていたので、びっくりして、「おそようご・・・」と言いそうになりました。が、すぐに言い直したので事なきを得ました。

 夏の間、読書する気がなくなっていましたが、秋風とともにその気が出てきて、今、「岡潔 日本のこころ」を読んでいます。その中に、寺田寅彦の話が出てきます。寅彦の物理学上の発見が二、三か月遅れたために、ノーベル賞をもらえなかったことが書かれていました。

 夜、授業をしていると、ドアを開けて、女の人が意味不明の言葉を言って去っていきました。こんなことは長い塾生活の中で初めてです。気をつけなくてはと思いました。

 NHKの朝ドラを見ることはないと思っていましたが、今回のは幕末からやるというのを聞いて、つい見てしまいました。今は、夜の11時から見ています。

 あ、もうすぐなので、今日はこれにて。

                 by カイトウモハン

2015年10月 5日 (月)

修学

 修学旅行、A小学校の生徒が帰ってきたと思ったら、今度はB小学校の生徒が行きます。行くところは、広島が共通であり、あとはUSJに行くところもあれば、レオマに行くところもあります。さらに、グリコピア神戸にも行ったりするところがあります。うらやましきかな!

 私の小学時代は、まさに修学旅行でしたが、今では修遊学旅行と名前を変えた方がいいと思っているのは私だけでしょうか。

 今日、日本人がノーベル医学生理学賞を受賞したとのニュースが入ってきました。早速、生徒に言っておきました。

               by カイトウモハン

2015年10月 3日 (土)

終わりの始まり

 「生徒に甘えられたら終わりである。」

 授業中、生徒のテキストに虫が止まりました。「先生、虫とってー」と言われたのでとってあげました。 「気持ち悪いき、ふいてえ」と言われたのでふいてあげました。

 「生徒にじゃんけんで負けたら終わりである。

 生徒がじゃんけんをせがみます。じゃんけんをやったら、3回勝負と言います。一人とやったら、次々に「やってえ」と言ってきます。最後に一人の生徒が、「先生は最初にグーを出す癖がある」と言い、さらに「次にパーを出す」と付け加えます。そう言えば、年をとるとチョキは出しにくいものです。

 「生徒が言うことを聞きだしたら終わりである。」

 男の子なら、私の言うことに反発ぐらいしてほしいのですが、今日、勝手に黒板を消した子に、「今日から黒板消し係にするよ」と言うと、「いいよ」と言います。さらに後ろの席から「僕もなりたい」との声。へたなことを言うとあとが大変です。

               by ダジャマン

2015年10月 2日 (金)

ぶんぶといふて

 授業中、ブンブンとうるさい音。しかし根拠がない勝手な思い込みで安心しています。どうせ行くのは、若い人の方やろうと。

 ところが、だれも「かゆい」と言いません。私の方に飛んできました。「パーン」 剣道2段の早技!逃がしてしまいました。その音にも動ぜず、勉強しています。きっとおすか、と思いながら授業をします。

 結局、全員被害なしでした。

            by ダジャマン

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