印象づけ
「先生、何が好き?ぼくはラーメンが好き。ラーメンが好きやき、ガリガリにならんかったあ」と言います。
私は好きなものの名をすぐには言えませんでした。それを何十年も食べていないので、名がうかんでこなかったのです。「あれが入っていて・・・・」と言うと、隣にいた女の子が「ロールキャベツや」と言ってくれました。懐かしい言葉です。
分数のテストをしました。合格点をとった子が、「これで親におこられんですむ。前、ベランダに出されたことがあったき」と言います。私が「出された理由は何やったが?」聞くと、「小さいころやったき、忘れたあ。下で犬を散歩に連れて行きゆうお兄ちゃんに助けを求めても助けてくれんかったあ」 忘れたと言いながらも、印象的な出来事は覚えているものです。
by カイトウモハン
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