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2017年9月

2017年9月30日 (土)

おみやげ

 修学旅行から帰って来た生徒が「おみやげ」と言ってふさのついた小さなしゃもじをくれました。裏には「健康」と書いていました。その生徒も同じしゃもじを買っていましたが、その裏には「合格」という文字がありました。

 せっかくおみやげをくれたので、授業で一つサービスをしてあげました。それは、黒板に、「国際連合の本部は」と書いて、その続きに「お風呂」と書いておきました。生徒たちは、「それは何?」と話しあっていましたが、ついにわかりませんでした。一人の生徒のノートを見ると、「パリのお風呂」と書いていました。

               by ダジャマン

2017年9月29日 (金)

フルヘッヘンド

 教室に行くために、家を出て、電車道を右折しようとすると、大きなバスがやって来て左折しようとしています。そこで、仕方なくバックをして、そのバスを行かせました。今度こそ渡ろうとすると、今度は後ろから消防車が来たので、左に寄りました。

 そうこうして、やっと右折しました。そのとき、電話がかかってきて、弁当を忘れたとのこと、そこで引返しました。今日はなかなか教室に着けませんでした。

 小6の社会の授業で、佳境に入り、「フルへッへンド・・・」と言ったところで、教室の横を何台もの消防車が通って行ったので私の声はかき消されて、盛り上がりに欠けた授業になってしまったというはなしです。

                    by ダジャマン

2017年9月28日 (木)

しまった!

 白板に書いた字が消せない、そんな体験をしたことはあるでしょうか。

 何気なく白板の受けにあるペンを取って、しまった顔つきで白板に字を書き、そのあと消そうとしても消えません。あっと驚きました。よく見ると、それはネームペンだったのです。しまった!

 授業が終わると、いつも教室内からシャッターを下におろし、それをくぐって外から閉め、しまったのを確かめます。ところが、シャッターを下ろしすぎて、腰を曲げてくぐるとき、頭をガーンと打ちました。しまった!

                  by ダジャマン

2017年9月26日 (火)

修学旅行

 算数で毎週年齢算をやっているのに、今日やったら生徒はまた忘れていました。これでは、くろしお模試に間に合いません。そこで、伝家の宝刀、おどりで教えました。

 明日から修学旅行に行く6年生が会話しています。原爆ドームに行く生徒が「度の弱いメガネをかけて行く」と言うので、修学旅行のため、親と別の部屋で一人で寝る練習をしている生徒が「どうして?」と聞くと、「原爆ドームをはっきり見たくないから」と言います。「そんならメガネをかけないで行ったらいいやない」と言うと、「メガネをはずしたら外人みたいと言われるきいや」と言っています。

 それらの会話を聞きながら、私が一言、「気をつけて行ってきいよ」と言うと、「は~い」と言って二人は急いで帰って行きました。

                  by カイトウモハン

2017年9月25日 (月)

おかしなこと

 「今度、二者面談をする」と小学6年生に言うと、全員、「三者面談がいい」と言います。私が「二者面談」と念を押すと、「親についてくる」と言います。普通は面談を嫌がるのにおかしなことを言うものです。

 子どもは表と裏がないのですが、政治になると、表と裏がありそうなので、注意する必要があります。衆議院の解散などは高度に政治的なものですから特にそうです。今日の内閣総理大臣の解散についての話を聞いてそう思いました。

               by カイトウモハン

2017年9月22日 (金)

衆議院の解散

 今日、小学6年生に、「江戸時代には、最終の決定権は将軍にあって、将軍が一番えらかった。明治憲法のもとでは、天皇が一番えらかった。今の憲法のもとではだれが一番えらいか」と聞いてみました。

 しかし、だれも答えられません。そこで、「私が一番えらい」と言ってみました。生徒はわからないので、反論できません。ただ笑うだけです。だから、生徒が気がつくまで、私が一番えらいままにしておくことにしました。

 内閣総理大臣が衆議院を解散しようとしています。大義名分がないとか、権利の乱用ではないかとかの意見もありますが、憲法第七条により、内閣は衆議院の解散を実行するようです。

 ところで、憲法第69条で「内閣は、・・・衆議院が解散されない限り、総辞職しなければならない。」として「内閣は、・・・衆議院を解散しない限り、総辞職しなければならない」となぜしなかったのか、疑問に思うところです。

                 by カイトウモハン

2017年9月21日 (木)

侏儒

 先週、高3であるA君に、芥川龍之介の『侏儒の言葉』の「侏儒」とはどういう意味か聞いてみました。

 「わからない」と言うので、「わからんことでもその言葉を覚えちょったら、あるとき、何かのきっかけでわかることがある」と言っておいたのです。

 それがちょうど、今日の高知新聞の朝刊の「小社会」に『侏儒の言葉』が出てきていました。そして、「侏儒」の意味も出ていました。

 こういった発見が勉強の面白みということを、今日A君に言っておきました。スマホなどで調べてすぐわかるより、知る喜びも大きいものなのです。

              by カイトウモハン

2017年9月19日 (火)

反省

 小学生の算数で、「単位量あたりの大きさ」をやりました。

 生徒に、「何か混んでいるもの知ってる?」と聞くと、「車が混んでる」、「人が混んでる」と言うのですが、それ以上出てきません。

 そこで、「君たちの人生はまだ少しやき、思い浮かばんかもしれん」と言い、「金魚鉢の金魚が混んでる」 「これはきんぎょ迷惑や」と言うと、一人の生徒が、「それやったら、こいでもかまんがー」と聞きます。

 「そうやねえ、恋は・・・」と言うと、「そのこいやない」とぴしゃりと言われてしまいました。

 今日、体験授業に来た生徒、これを聞いて、にこりとしていましたが、もう来てくれないかもしれないと心配になりました。反省!

                  by ダジャマン

2017年9月16日 (土)

とんちんかん

 社会の授業で、小学生が「どどいつ」と答えたので、みんな笑ってしまいました。そして、間違った生徒には、「そういうまちがいはみんなよくする」とフォロ-しておきました。

 授業が終わり、その生徒が、「さようなら」と言ったので帰ったと思っていると、まだ廊下をゆるりゆるり歩いていました、「さようならと言ったなら、はやく帰り」と言うと、今度は走って帰って行きました。

 ちなみに、『どどいつ』は「第一次世界大戦での同盟国を言え」と言う質問での答えでした。

               by カイトウモハン

2017年9月15日 (金)

とんち

 授業中、黒板に書いたことがらを写さない生徒がいます。眠たいのです。本を出してと言うと、出すのですが、出しながら眠るのです。これでは、写すのは無理かなと思いながら授業を続け、黒板に書いた事項は消さずに残しておきました。

 授業が終わり、その生徒だけ残し、黒板を指して、来週までにこれをノートに写してきてと言ってみました。「写して帰ります」と言うか、「スマホで写させてください」と言うのかどちらかだろうと思っていました。

 ところが、生徒は「わかりました」と言って帰って行きました。来週が楽しみです。

              by カイトウモハン

2017年9月14日 (木)

準備

 授業の準備をしていってもまったく役立たないということもあるものです。あの生徒のためにこれをやろうと思っていても、その生徒が休んでいたり、あの生徒の通っている学校は進度が速いので、さらにその先をいってやろうと思っていたのに、さらに学校がその先をいっていて、急きょそれを教えることになったりするのです。

 かと言って授業の準備は何年教えていても必要なものです。意外性ということも楽しみながら、また明日の授業の準備をすることにしましょう。

                  by カイトウモハン

2017年9月13日 (水)

それる

 台風18号がこわい。まさに「直角まがり」をして西日本にやってきそうです。ちなみに「直角まがり」とは私の造語です。昔、マンガで直角切りというのがあって、題名は「おれは直角」だったか、それが気に入っての名前なのです。

 「おれは直角」の作者は「おーい!竜馬」というマンガを描いていることでも好きなマンガ家なのです(私は龍馬好きです)。話はそれましたが、台風18号もそれることをひたすら願うばかりです。

                by ダジャマン

2017年9月12日 (火)

体調

 高校生の女の子が言います。「今日から、数学の担当の先生が休みになったあ」 「腰をいためたき」 私が「ぎっくり腰?」と聞くと、「そう」とのこと。さらに「授業中手が上がらんと言って、棒でさして説明しよったあ」 「それは五十肩やろう。」 教える仕事も一苦労です。

 体調は、案外、精神面から崩れてくることがあります。考え悩むことを仕事にしている人は特にそうです。私も気をつけなければと思っています。

              by カイトウモハン

2017年9月11日 (月)

おんりょう

 昨日、中1と中2のくろしお模試をやりました。昨日休んだ生徒が今日、受けに来る予定でした。小6の授業中、ドアをトントン、生徒が「音がしゆう」と言うので、中学生が来たかと思い、ドアのところに行ってみると、だれもいません。私が「おんりょうや」と言うと、生徒が、「こわい」と言います。

 しばらくして、隣の教室に行くと、生徒が来ています。おとなしい性格の子で来た気配が感じられませんでした。

 英語のリスニングではいつもCDの音量が気にかかります。大きすぎても小さすぎても生徒の反応が怖いのです。昨日、今日とリスニングが無事終わりホッとしています。

            by ダジャマン

2017年9月 8日 (金)

ありがたきもの

 小学生のとき来ていた生徒が、中学生になって来てくれるのはありがたいことです。あたりまえですが、性格的なものは全く変わっていませんが、どの生徒も背が高くなっています。学力はと言うと、維持している生徒もいれば、少し怠けたかなという生徒もいます。どちらにしても、小学生のとき来ていた生徒は、中学生になっても指導しやすいというのは変わりません。

 高校生になって来てくれる生徒もいます。その高校生に『伊勢物語』など教えていると、小学生のとき来てくれていた親しみからでしょうか、つい人生を語ってしまいます。大学受験に役立ってくれればいいのですが・・・・。

             by カイトウモハン

2017年9月 7日 (木)

不信

 政治不信というのは若者だけではないようです。これだけ政治家の不祥事が続くと私も政治不信に陥ってしまいます。

 不信と言えば、生徒にプリントをさせたときのことです。1枚のプリントに同じパターンの問題を何題か載せていました。ところが、その問題の中に一か所だけ文言を変えたものがありました。生徒が「だまされたあ」と言うので、「パソコンが勝手にやった」と言ったところ、生徒に信じてもらえませんでした。

 私が「そんなら、これからはプリントは全部手書きにする」と言ったところ、ある生徒に「そんなことをしよったら、徹夜になるでえ」と言われました。私にとっては手書きの方が速いということをきっとその生徒は知らないのでしょう。

 次回のプリントは手書きの流水算となります。

                 by カイトウモハン

2017年9月 6日 (水)

忘れないで

 流水算のB5プリントを7枚やったあとで、問題集の流水算のところをやらせました。

 ある生徒は、やったプリントを見ながら問題集をやっていましたが、授業が終わりに近づいたと思ったのでしょう、プリントをカバンに入れました。

 しかし、問題集でわからないところが出てきたのか、しまったプリントをカバンから取り出しました。そこで、私はその生徒に、「しまったと思ったろう」と声をかけました。「忘れんように家で復習しちょきよ」と言って、授業を終えました。

              by ダジャマン

2017年9月 5日 (火)

かさ

 女の子が授業中、「先生、のどがかわいたき、水のませてえ。私、サボテンやないき」と言います。そこで私が「え、さぼてん?」と言うと、「さぼってない」と言い返します。きっとしゃべりすぎてのどがかわいたのでしょう。休み時間に飲ませてあげました。

 雨なのに、男の子が自転車で塾に来ます。頭を見ると、雨でぬれています。そこで、私が「どうして自転車で来たがー?雨やのに」と言うと、「自転車の方がよけぬれんき」と答えます。そうです。その子は、塾にかさを何週間も置いたままにしていたのです。今日は持って帰ったと思って、帰りに傘立てを見ると、1本かさが残ったままでした。またぬれて帰ったのでしょう。何を言われても、心がブレない男の子のようです。

                    by ダジャマン

2017年9月 4日 (月)

さけび

 今日、小学6年生に、8月くろしお模試個人成績表を返しました。隣の教室で「どうしてー」という叫び声が聞こえます。「君は頑張ったけど、他の人がもっと頑張ったからよ」と言うしかありません。

 小学6年生は9月にはくろしお模試がありません。9月は別の模試を受ける生徒もいれば、この9月にじっくり勉強し、10月模試にそなえる生徒もいます。どちらにせよ、今回の模試を発奮材料にして頑張ってもらいたいものです。

                 by カイトウモハン

2017年9月 2日 (土)

むかしむかし

 朝夕は涼しくなりましたが、まだ昼は外に出るのもひるむぐらいの暑さです。だから、今日の散歩は午後の授業が終わり、夜の授業が始まる前にしました。心地よい風が吹いていました。

 小学5年生に「川には水の流れのほかに何がある」と聞いてみました。私は、「水の量」と言ってほしかったのですが、「石」と答えられました。そこで石について話をしました。

 中学生が私に聞きます。「先生が中学生のとき、運動会での着せ替え競走で何をしたあ?」と言うので、「もうずいぶんむかしむかしの話になるき、忘れた」と答えると、「着せ替え競争は女の子の競技やき、わからんやろうけど」と言われてしまいました。

                  by ダジャマン

2017年9月 1日 (金)

時の流れ

 サドゥンリー(suddenly)は起こるものです。今日、スーパーに行くと、シャッターが閉まっているではありませんか。今朝の朝刊にそのスーパーのチラシが入っていたというのに・・・・。

 思い起こせば、数十年前、スーパーができて、両親の商売が思わしくなくなりました。時代の流れなのでしょうか。そのスーパーが・・・・・。

 以前、そのスーパーで弁当を買って教室に行き、開けてみると、割り箸が入っていません。これでは箸にも棒にもかかりません。便利に利用していたスーパーなのに、閉店とは少しショックを受けました。

               by ダジャマン

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