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2020年11月28日 (土)

いましめ

 高知県のT塾さんが主催する○○模試については、受験生の答案をその生徒が通塾する提携塾に郵送するというシステムが長年続けられてきました。それを少し変更するという通知が最近提携塾に来たそうです。それは、受験生に直接答案等を郵送すべきであって、答案を提携塾に郵送するのはおかしいという抗議があったからです。そこで、T塾さんは弁護士と相談の上、システムを少し変えるというのでした。

 そういったことが私の耳にも入り、はて、どうしたものかと考えてみました。

 塾と生徒・保護者は信頼関係でつながっているものであり、この信頼関係は塾の生命線と言えるものです。塾が直接生徒の答案を受け取るのは、それをその生徒の受験指導に役立てるためです。信頼関係さえあれば、成績に関しては塾と生徒・保護者の間には情報保護が問題になる余地はありません。もちろん、模試を主催する団体が個人の成績等を、信頼関係のない第三者にもらすことは、個人情報保護の観点から許されるものではありません。

 ひるがえって考えてみますと、こういった抗議が出てくることは、塾と生徒・保護者の信頼関係が薄くなってきている兆しかもしれません。いましめとしたいものです。

         by カイトウモハン

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