兄
残念なことに兄が満84歳で亡くなりました。兄は、戦前戦後の混乱を経験し、一人で東京に働きに行きました。まさに、戦後の高度経済成長を支えた人たちの一人ではないかと思っています。この年代の人らしく、筋の通った人でした。
あるとき、裁判官が兄に「お名前は?」と聞いたとき、人に名前を聞くのなら自分から先に名乗るべきだと思ったのでしょうか、裁判官に名前を聞き返していました。私にはとてもできることではありません。
尊敬すべき兄でしたので、私事ながらここに書かせてもらいました。
by カイトウモハン
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