猿蟹合戦
清水義範氏の本の中に、「猿蟹合戦とは何か」という文章がありました。日本の昔話の「猿蟹合戦」のとらえ方が私とは違っていました。清水氏は、猿を男、蟹を女ととらえて「猿蟹合戦」の話の内容を説明していました。
とはいっても、「猿蟹合戦」の結末がどのようになったかあやふやなので、小学4年と5年の男の子に聞いてみました。すると、猿は殺されたと言う生徒もいれば、けがをしたと言う生徒もいます。最後に、猿が謝ったと言う生徒もいました。ともあれ、室町時代の末につくられた「猿蟹合戦」が今も語り継がれているということになります。
今日、ウクライナの大統領が日本の国会で、オンラインによる演説をしたとのことです。その演説内容に、日本の昔話をウクライナ語でオーディオブックにしたというのがあったそうです。その中に「猿蟹合戦」はあったのかなと思いました。ウクライナ人の価値観が日本人ととても共通していると言ったそうです。
「猿蟹合戦」には弱い者いじめはいかんというメッセージがあるように思うのは私だけでしょうか。
by カイトウモハン
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