が・・・・
あるところに一人の少年がおったそうな。よく寝るのに、「寝るな」と注意されると、「寝てない」とよく言っていたそうな。
ある夜、その少年が教室に入ってくるのと一緒にガが入ってきたそうな。そのガが床に止まり、その少年がほうきで押さえたそうな。が、途中で押さえるのを放棄したので、ガがよろよろと飛び立ち、か弱く止まったそうな。それをとるように言われ、紙を渡されたそうな。
「取るとガが手に感じるので、気持ち悪いからできない」と渋ったそうな。ガは命拾いをしたそうな。
しばらくして、少年が目をつぶっているとき、首筋に何かが止まったと感じたのか、首筋に手を当て、それを手でとったそうな。そして、手を開けてみて、少年はびっくりしたそうな。それは小さな丸めた紙だったそうな。
少年は寝ているのではなく、目をつむっていただけだったそうな。むかしまっこうさるまっこう。
by ダジャマン
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