今はむかし
今日の高知新聞に、自然減や社会減で「県人口が4月1日時点で66万人を割り、県に残っている過去約120年の統計でとうとう最少となった」との記事が載っていました。
「1907(明治40)年を下回った」というのには少なからずショックを受けました。私が大学生の時と比べて、約15万人減少していることになります。
大学生のころ、友人が酒に酔っていたので、下宿まで送ろうと思い、下宿のある場所を聞くと、電車でひと駅ということでした。そこで二人は歩いて彼の下宿まで帰ったのですが、あまりの遠さに驚いたことでした。いかんせん、高知の電車のひと駅と勘違いをしていました。阪神の電車のひと駅だったのです。
その時の事情は、今の高知で変わっていません。高知では電車のひと駅は歩いてすぐなのです。これでは若者にとって面白くも何ともないのです。高知を面白い街にしなければ若者は定着しないのではと今日の新聞を見て思った次第です。
by カイトウモハン
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