ぼっちゃんの話
「あるぼっちゃんが田舎に友人を連れて泳ぎに行きました。そこは川と言ってもほんの小さな川です。友人を岸に立たせて、ぼっちゃんは平泳ぎでいっしょうけんめい泳ぎました。だいぶ泳いだろうと思って、岸を見ると、友人がそこに立っています。そこでまたいっしょうけんめい泳いで岸を見ると、友人は同じところに立っています。」
これはどうしてかと生徒に聞いてみました。すると、生徒は、「これは勉強に関係があるが―?」とか「浅くて泳げてないから」とか「あまり進んでなかったから」とか言います。
話を続けて、「友人に、一緒に進んでくれたのか聞くと、『動いてない』と言います。そうです。「 」だからです。そう言って、私は流水算のプリントを配りました。
by カイトウモハン
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